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「しわ、小じわ、たるみ」の記事一覧

【たるみ】ハイフ(HIFU、高密度焦点式超音波) ウルトラセルQ+

しわ、小じわ、たるみ | 2018.12.08.土曜日

このたび、当院に新たに導入されたたるみ治療器、ハイフ(HIFU高密度焦点式超音波)、ウルトラセルQ+のモニター結果です。

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【主訴】顔のたるみ、法令線

【所見】年齢が比較的若い人ですので、重症なたるみではありませんが、正面からの写真でフェイスラインがやや締まりがなく凸凹感があり、緩んだ印象でモッタリした印象があります。処置前の法令線(鼻唇溝)は、鼻の横から口角まで深く長くきざまれています。

【アセスメント】法令線のみの治療であれば、ヒアルロン酸注射でよいのですが、フェイルクラインをふくむたるみの治療では、部分的な治療よりも全体的に引き締めを行う治療が適しています。全体的な引き締め治療には、赤外線をもちいたタイタン、RF(高周波)をもちいたサーマクール、そして今回新たに当院に導入されたハイフ(HIFU高密度焦点式超音波)  ウルトラセル Qプラスがあります。HIFUは皮下の深い層のSMAS筋膜(表情筋層)などにスポット的に熱エネルギーを集中させることができ、肌を奥深くから引き締め、外科的手術に頼らないリフトアップが可能です。

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【治療と結果】一般的なHIFU(高密度焦点式超音波)は、深さのカートリッジが3種類ですが、今回当院に導入されたウルトラセルQプラスは、4.5mm、3.0mm、2mm、1.5mmと4種類のカートリッジを用い、皮下組織を各層ごとに刺激してまんべんなく顔全体をひきしめます。とくに2mmのカートリッジは先端が小さく作られているので、下眼瞼のギリギリまで照射可能です。実際に照射する際には幅2.5cmの長さで線状に超音波が照射され、カートリッジを2-3mmずつずらしでうち、顔全体と顎下で合計400列から500列のHIFUを照射します。

照射後、法令線が浅く短くなっているのがわかります。やや凸凹で波うっていたフェイルラインも、治療後はラインの不整がなくなり滑らかになっています。また、顔が小さくみえる小顔効果もでています。この写真でははっきりわかりませんが、下眼瞼に凹みやクマも改善実感がありました。

【処置後のダウンタイム・副作用について】

個人差はありますが、治療後の赤みは当日中にほぼ収まり、腫れもほとんどありませんが、残る方もいらっしゃいます。これらの症状は大半の場合2~3日以内に落ち着きますが、1週間たっても強い赤みが残る場合はご連絡ください。ごくまれに、HIFUが顔面の感覚神経が傷付けられることがあります。一次的に感覚脱失(しびれ)が出ることがありますが、1-3ヵ月ほどで徐々に改善します。

ハイフ(HIFU高密度焦点式超音波)治療器ウルトラセルQプラスの治療間隔は、3-4ヵ月ほどですが、症状や年齢によって差があります。ちなみに、高周波たるみ治療器サーマクールは6-8ヵ月に1回がおすすめです。

料金
ウルトラセルQ+(顔+顎下)98.000円
*2018年12月5日の価格となっております

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▼詳しくは▼

https://www.tsukahara-clinic.com/menu/ultracel/

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額ボトックス症例

【額ボトックス症例】

処置前

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処置3週間後

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タッチアップ3週間後

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【主訴】

年令が若いにもかかわらず、前額中央に深く刻まれる3本の横シワが気になると。

 

【所見】

この方もお若い方なので、常に意識しておでこに力を入れずに、眉を上げないようにすれば、前額のシワは目立ちません。しかし、気を抜くと無意識のうちに習慣のように眉を挙げてしまうので、前額にシワがよります。ある程度の年齢になると、上眼瞼が下がってくる眼瞼下垂に近い状態が少しずつ進行してくるので、若い人でも重たくなってくる瞼を持ち上げようと、眉毛を無意識に挙げてしまい、結果として前額にシワが発生します。

 

【アセスメント】

眉毛が上がって前額のシワが増えるのですから、理論的には眉毛直上にボトックス注射をすれば、前額のシワが消えるのは間違いありません。しかし、眉毛直上にボトックス注射をうつと眉毛が下がりすぎて、眼瞼下垂症状がほとんどない人でも、眼瞼下垂状態になってしまい、しばらく瞼が重い鬱陶しい状態を強いられます。ですから、前額のボトックスは、生え際に数カ所注射を行います。特にボトックス注射が初めての人は、注射後に、強い変化が出ると、違和感を感じる人が多いので慎重なアセスメントが必要です。

 

【治療と結果】

まずは、生え際付近に数カ所ボトックス注射を行いました。2枚目の写真は1回目のボトックス注射後3週間です。前額のシワは減少したものの残存しています。この時点で瞼の重みや違和感がなかったので、1回目の生え際付近の注射位置より下(眉毛に近い)部分にボトックス注射を追加しました。しかし、この際も残存しているシワの程度と位置を見極め、少なくとも眉毛からは1-2cmの間隔は離してボトックス注射を追加します。正しい量と位置を考慮してタッチアップの追加注射をすることで、3枚目の写真のように瞼が重くならないように適切に前額のシワを消すことができます。当院ではこの2回目のボトックスタッチアップ注射は、手技料金は無料でさせていただいております。

【副作用】

皮下出血(内出血)

【料金】

額ボトックス  1回  29.800円 (税込み)

*タッチアップ(2回目の注入)は3週間以内であれば無料です

▼つかはらクリニック▼

http://www.tsukahara-clinic.com/smp/botox.html

 

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ボトックス症例

オトガイボトックス症例

【主訴】

顎に力を入れたときの、梅干しジワ。顎(オトガイ)の形が縦に短く輪郭がハッキリしない。

【所見】

前からみると顎が短く見え、年令より老けて見えます。横顔で、鼻先、口唇先端、下顎(オトガイ)先端を結ぶ線で、オトガイ部分が後退しているのでラインが崩れています。オトガイ筋の過緊張で、梅干しジワがでてきやすい状態です。

【アセスメント】

オトガイ筋は、顎先端の皮膚の浅い部分から、上方(口唇側)にむかって深くなり、下顎骨の切歯窩と呼ばれる歯の根元に付着しています。このオトガイ筋が過緊張することで、顎の皮膚は、常に上方(唇側)と後方にひかれて、前からみた顎は縦に短くなり、横顔で顎が後退した印象になります。

治療前          治療後

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治療前          治療後

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【治療】

オトガイにグッと力を入れてもらった状態で、シワを浮きあがらせ、そのシワの中央部分、左右、顎の下半分の位置にボトックスをうつことによって筋緊張がとれます。

【結果】

顎が縦長に見えシャープな印象になり、横顔で鼻、口唇、顎のラインが直線にちかづき、きれいな輪郭になりました。さらに、オトガイ筋の収縮による梅干しジワができないので、老けた印象がなくなりました。

【副作用】

皮下出血(内出血)

【料金】

オトガイボトックス  1回  29.800円 (税込み)

▼つかはらクリニック▼

http://www.tsukahara-clinic.com/smp/botox.html

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ヒアルロン酸症例

【主訴】

老けた印象、頬やフェイスラインのたるみ、ほうれい線、薄い唇

【所見】

こめかみの陥没、顔の輪郭の不整、頬とフェイスラインのたるみ、下眼瞼のくぼみ・くま、ほうれい線、薄い唇

【アセスメント】

こめかみの陥没で、顔の輪郭は凸凹になるため、老けて見えるだけではなく、やつれて疲れた印象となります。こめかみへのヒアルロン酸注射は顔の輪郭を卵形に近付け、全体の印象を若返らせるだけではなく、見た目のやつれた感が改善されます。

頬やフェイスラインのたるみをとるためには、頬骨から皮膚を支えている靱帯を引き上げる必要があります。ですから、頬の外側のこの靱帯の下にヒアルロン酸を注射することで、頬のたるみやフェイスラインのたるみを、靱帯を引き上げることで改善できます。

また、頬の内側にヒアルロン酸注射することで、皮膚を外側上方へ斜めに引き上げることができるので、ほうれい線も浅くなります。さらに、この部分へのヒアルロン酸注射は、下眼瞼の凹み(くま)にも効果があります。

ほうれい線は、凹みの直下にヒアルロン酸注射を行うことで改善できますが凸凹感が出てしまうことがあります。そこで、小鼻(鼻翼)のすぐ横の深い部分にヒアルロン酸注射をうち凸凹感が出ないようにほうれい線を浅くすることができます。年令を重ねると骨自体が委縮するので、顔の骨も委縮しほうれい線の原因となります。この委縮をヒアルロン酸で補うことで、不自然にならないように改善が可能となります。

口唇は粘膜が薄く敏感な部分ですので、凸凹感が出ないように柔らかいヒアルロン酸を皮下(粘膜下)の比較的浅い部分に注射します。

治療前

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治療後

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【治療】

こめかみ左右 ボリューマ0.2mlずつ、0.4ml

頬骨左右3ヵ所ずつ6ヵ所 ボリューマ0.2mlずつ 1.2ml

ほうれい線左右 ボリューマ0.2mlずつ 0.4ml

口唇上下左右4ヵ所 ジュベダームウルトラ0.1mlずつ

ボリューマ2ml(2本) 198.000円+ジュベダームウルトラ0.4ml 44.800円 合計242.800円

【結果】

輪郭がより丸くなり健康的な印象になりました。ほうれい線がそれほど深い人ではありませんがヒアルロン酸注射でさらに浅くなり、頬の部分の自然な膨らみとあいまって、若い頃の張りのある見た目を取りもどしています。口唇はもともとのラインがくずれることなく自然な厚みです。

【副作用】

ヒアルロン酸注射は、処置後皮下出血(内出血)や副作用が生じることがあります。副作用はベテランの医師がおこなっても、100%避けることはできません。内出血が起こった場合は2,3日後が最も目立ち、約 1 週間後に青色から黄色に変化し約 2 週間で元の肌色に戻ります。また極めてまれに、ヒアルロン酸が血管内に誤って注射された場合、皮膚壊死や失明などの重篤な副作用が生じる可能性があります。当院では、ヒアルロン酸注射の訓練を受けた医師が、内出血や副作用が生じないように慎重に処置を行います。

▼ヒアルロン酸詳しくは▼

https://www.tsukahara-clinic.com/smp/hiaruronic.html

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【ヒアルロン酸注射】ジャパンマスターコース講師その2

先日、11月9日木曜日に、ヒアルロン酸注射ジャパンマスターコースインジェクションセミナー2回目の研修会が当院であり、ふたたびわたしが講師をつとめさせていただきました。今回のインジェクターは、W clinic の足立真由美先生でした。

足立先生はわたしと同じ形成外科医で、その注射テクニックは正確でスムーズで、モニターのかたも安心して治療を受けられていました。

参加された先生の中には、ヒアルロン酸注射経験が20年以上と、私より経験年数が長い先生もおられ、今回の研修会でも有意義な意見交換ができました。

こうして複数の医師が集まり、実際にモニターさんにお願いして、目の前で治療をおこなうことで、ふだん自分が行っている治療をふりかえることができます。さらに、他の先生の考え方や方法の違いを確認できる貴重な機会をもつことができます。

診療時間外に研修の時間をもうけることはたいへんですが、今後とも安全で有効なヒアルロン酸注射を続けて行くために、同業の先生がたとともに切磋琢磨しながら、勉強を続けていきたいと考えています。

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【サーマクール】たるみ治療の勉強会

しわ、小じわ、たるみ | 2017.07.28.金曜日

当院ではたるみ治療として、サーマクールを受けられる患者さんが多く、土曜日の業務終了後に、インストラクターをお招きして、サーマクール理論と知識、および手技の再確認を行いました。

橋本先生も宗先生も大変熱心で、インストラクターの説明を少しも聞きもらさないように耳をかたむけていました。当院のスタッフがモニターとなって、テクニックニックシェアを行い大変有意義でした。普段自分の行っている手技をもう一度確認し受取直し、良い部分はさらに良く、修正部分があれば積極的に取りいれて進化させていきます。

比較的簡単に思える機器を使った治療ですが、設定や技術など決して単純ではなく、より有効な結果を出すために、先生方とこうして連繋を取りつつ、絶え間ない努力を続けています。

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▼サーマクールについて詳しくは▼

https://www.tsukahara-clinic.com/sp/menu/thermacool/

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【ヒアルロン酸注射】長期持続のボリューマ

患者様の安全性のために、当院ではかねてより厚生労働省認可のヒアルロン酸注射のみを治療に使用しておりますが、この度、新しい種類のヒアルロン酸注射が厚生労働省に認可され、治療の幅が広がることとなりました。

新しいヒアルロン酸注射は、ボリューマと呼ばれるヒアルロン酸です。一番の特長は、今までのヒアルロン酸注射よりも持続が長いことです。今までのヒアルロン酸注射が6ヵ月から8ヵ月ほどの持続であったのが、ボリューマは8ヵ月から1年以上持続します。

他院さんのホームページではボリューマの持続が2年程度との記載があると思いますが、正確にはボリューマの注射によって改善した、中顔面のボリューム減少改善実感のポイント(5段階評価)で、2年間経過した段階で患者さんの67%が1ポイント以上改善したままであったということで、最初にうったボリューマの効果が2年間続くわけではありません。

当院で何名かの患者さんにボリューマの注射をさせていただきその実感を伺うと、以前のヒアルロン酸注射(ウルトラ、ウルトラプラス)に比べ、明らかに長持ちする実感はあるが、やはり8ヵ月から10ヵ月ほど経過すると、気になり追加したくなるとおっしゃる方が多いですね。

ですから、当院では過大な表現はせずにボリューマの持続期間は8ヵ月から1年以上と説明しております。ホームページではさらに短く6ヵ月と記載していますが、ボリューマの持続実感は8ヵ月から1年ほどです。

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【ヒアルロン酸注射】休日返上ハンズオンセミナー

しわ、小じわ、たるみ | 2016.10.31.月曜日

昨日は日曜日でお休みでしたが、当院で十数名の同業の先生方とヒアルロン酸注射の勉強会でした。東京と京都からおふたりの講師が当院までご足労下さり、アセスメントからテクニックまでしっかりご教授してくださいました。両先生のご指導はともに丁寧で、大変勉強になりました。医学は日進月歩で、ヒアルロン酸注射ひとつとっても年々進化するので、こうして継続して繰り返し知識を増やし、技術を磨いていく必要があります。

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【しわ・たるみ】美容外科学会

クリニックの診療を山本先生におねがいして、月曜日から京都で開催されていた日本美容外科学会と国際美容外科学会の合同学会に参加しました。今回はヒアルロン酸注射に関する発表があったので、少々緊張気味での参加でした。学会への参加はこの分野での大きな流れを実感するために重要で必要です。私が留守の間、クリニックを守ってくれている山本先生とスタッフに感謝し、しっかり勉強してきました。

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【しわ、たるみ】ヒアルロン酸注射指導で台湾からPeter Huang先生来院

しわ、小じわ、たるみ | 2016.10.15.土曜日

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先日、台湾から形成外科医のPeter Huang 先生がヒアルロン酸注射のハンズオンセミナーのために当院までわざわざ足を運んでくださいました。スライドをもちいての座学の後に、Huang 先生からヒアルロン酸の注射方法を直接教えていただきました。

顔面の軟部組織を支えるじん帯を直接型と間接型に分類し、直接型じん帯を引き上げるようにヒアルロン酸を注射することで、効率的にたるみを改善する方法を教えてくださいました。Huang先生は顔面解剖を正確に理解されておられて、その指導は正確にかつ丁寧で、私も山本先生もたいへん勉強になりました。

ヒアルロン酸注射は比較的簡単な治療に思われがちですが、注射をおこなう医師の技術により効果に大きな差があります。顔のどの位置にどの深さにどれくらいの量のヒアルロン酸を注射するのか、医師の技術と判断力と経験が問われます。そして、なにより大切なのは、失明や皮膚壊死などの重篤な副作用を起こさず安全に注射をおこなうことです。

こうして、診療を止めても、私たちは絶えず勉強を続け、自分たちの技術に満足することなく、日々研鑚をつみ、患者さんのQuality of life 向上のために、つねに細心の注意と集中力をもって治療にあたっています。

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【ヒアルロン酸注射】まとめ、その2

前回の頬骨上へのヒアルロン酸注射の追加説明です。まず、L1と呼ばれる頬骨弓へのヒアルロン酸注射ですが、側頭骨頬骨突起と頬骨側頭突起の縫合部は触診で軽いくぼみとして触れる場合もありますが、皮下脂肪が厚くて触れない場合は、頬骨弓のまん中か、やや後方に注射します。

デマイオ先生は、この触診の際に薬指のはらが最も敏感で触診しやすいと言っていましたが、私は示指か母指をつかって触診します。痩せた人であればこの縫合部分が容易にふれますが、皮下脂肪が厚い人の場合は縫合部分が、たとえ敏感な薬指をつかっても不明瞭です。

やっと、今回の本題です。下眼瞼のいわゆるゴルゴライン、nasojugal groove 解消のためのヒアルロン酸注射に関してです。まずは、マーキングから。患者さんは坐位で開眼し正面視で、瞳孔中心から下方(尾側)に下眼瞼上にマーカーで垂直に線を引きます。その線にほぼ直交するように、眼窩下縁の高さにあたる下眼瞼皮膚に横(水平方向)にラインに線を引き十字のマーキングをします。できた十字の内側下方に眼窩下動静脈神経が出てくる眼窩下孔がありますので、触診して別な色のマーカーで点としてマーキングします。

右下眼瞼の場合は、患者さんの右側に立ち、左手(利き手と逆手)の中指でこの眼窩下孔をおさえ、少し曲げた示指で眼窩下縁を押さえます。この操作には意味があります。ヒアルロン酸注射による眼窩下動脈塞栓や眼窩下神経損傷の予防と、眼窩(眼窩下脂肪)内にヒアルロン酸を注射しないためです。

少し曲げた示指の先のマーキングした十字中央を目安に、眼窩下縁にヒアルロン酸を注射します。この際も鋭針を用い骨(骨膜上)まで穿刺し、0.1-0.3mlほどのヒアルロン酸をボーラス法(玉状)で注射します。

ヒアルロン酸を深くうつ場合は必ず、シリンジを引いて血液の逆流がないか確認する必要があります。片手で吸引操作ができない場合は、針の先端が骨膜上の届いておれば、左手を患者さんの頬から離して、注射器の外筒を左手で保持して、右手で内筒をひいて血液逆流のないことを確実に確認してください。あとは、毎回同じように、ゆっくりゆっくり少しずつ注射します。もちろん、痛みのないことを確認しつつ、注射部位の皮膚周囲の色調変化に注意しつつ慎重にうっていきます。

左下眼瞼の場合は、患者さんに右を向いてもらい、いわゆるバイオリン式で患者さんの右に立って、同様の操作を行います。もし、患者さんの左側に立って左下眼瞼にヒアルロン酸注射をする場合、左手(利き手と逆)の指の位置が先程と違ってきます。

下眼瞼のこの部分へのヒアルロン酸注射を私はニードル(鋭針)で行いますが、カニューレ(鈍針)を使って注射する先生も多いです。先日参加した台湾での IMCAS Asia という美容外科美容皮膚科の学会でも、海外の多くの先生はこの部分に25Gの太目のカニューレ(鈍針)を使っていました。

その場合、下眼瞼外側から、まずカニューレより少し太いニードル(鋭針)で皮膚に小さい穴を開けて、その穴からカニューレ(鈍針)を挿入し、骨膜上にカニューレをそわしながら、眼輪筋下のSOOFに針を進めます。SOOFはsub-orbicularis oculi fat の略で、深い部分の脂肪です。上(頭側)は眼窩下縁の orbital retaining ligament と、下方(尾側)は zygomatic ligament にはさまれた脂肪です。

SOOFにヒアルロン酸を注射することで、 下眼瞼の tear trouph deformity を含め、ゴルゴライン nasojugal grooveが浅くなり改善する仕組みは、SOOFのボリュームがヒアルロン酸によって増えることにより、加齢によって緩んだorbital retaining ligament と zygomatic ligament が引張られて、頭側に押し上げられることで、nasojugal groove が浅くなるという仕組みです。この部分の解説は長岡京市いわきクリニック岩城佳津美先生が学会や雑紙に詳しく解説されています。SOOFのボリュームを増やすことで、中顔面が少しふっくらした印象になるので、切らないフェイスリフト midface lift ですね。

ニードル(鋭針)を用いて、SOOFではなく骨膜上にヒアルロン酸をうつ場合は、相対的に少ない量のヒアルロン酸で同じ効果が出せるように思います。SOOFにうつ場合は、0.3-0.7mlほど必要なのが、骨膜上では0.1-0.3ml ほどで十分です。

これは加齢によって上顎骨が”禿びる(ちびる)”ことによる後頭部方向へ後退と、それに伴う皮膚表面の nasojugal groove などの陥没に影響があるため、この禿びった(ちびった)骨の骨膜上にヒアルロン酸を補う方法は、生理的で合理的な治療ですね。

私がニードル(鋭針)を好む理由は、ヒアルロン酸を正確な位置に注射できるためです。正確な位置に注射できるということは、必要最小限の量で治療効果をだすことができ、患者さんの負担も減ります。カニューレ(鈍針)は、針の横に穴が開ていてそこからヒアルロン酸がでるので、思った位置にヒアルロン酸注射を届けることが難しいです。リニア(線状)にヒアルロン酸注射を行う場合は、カニューレでも比較的正確な位置に注射できますが、ボーラス(点状)に注射する際には数ミリ位置がずれることがあります。

すこしややこしいかもしれませんが、顔面の解剖を理解することで、この上顎骨が ”禿びる(ちびる)”ことによる後頭部方向への後退が原因である皮膚表面の陥没現象と、orbital retaining ligament と zygomatic ligament のゆるみによる中顔面の加齢変化の両方を、ヒアルロン酸注射だけで解消できます。

まとめといいながら、まとめになっていない、ヒアルロン酸注射レポートはまた続きます。

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【ヒアルロン酸注射】まとめ、その1

ヒアルロン酸注射は、タルミやシワの加齢変化を改善できる注射です。皮膚の下や筋肉の下に打つことで、組織にハリを取り戻し外見の若返りが可能となる手技です。ヒアルロン酸自体はほとんどアレルギーもなく、いずれ溶けてなくなる安全な素材です。しかし、ご存じな方も多いと思いますが、誤って血管内にうってしまうと、失明や皮膚の壊死などの重篤な合併症を引き起こします。ですから、ヒアルロン酸注射を行う医師は、顔面の解剖を熟知し安全を第一にヒアルロン酸注射を行う必要があります。

当院にも多くの方がヒアルロン酸注射を希望して来院されます。当院を信頼して来られる患者さんの安全のためにも、私も山本先生も日々、ヒアルロン酸注射やボトックス注射の勉強を重ねています。先日から、東京そして台湾と勉強する機会がありましたので、私なりにヒアルロン酸注射に関する知識と方法をこのブログで整理しようと思います。お友だちの先生の中には、学会や勉強会に参加したくても、クリニックの事情やお子さんの都合などで参加できなかったと聞くことも多く、私見満載のヒアルロン酸注射のまとめですが、少しでもお役にたてればと思い書いていきます。一般の方には少々専門的な内容となりますが、美容治療にかかわる医師も、常にここまで考えて治療に臨んでいるのだということがみなさんに伝わればと思います。

まず7月10日に東京で開催されたAllergan Medical Institute(AMI)と呼ばれる、ヒアルロン酸とボトックス注射の講習会に参加しました。1日目は私も数分間の発表があり、当院での治療の現状を全国から集まられた300人ほどの先生方の前で報告しました。このAMIでは、ブラジルのリオデジャネイロからこられた、ヒアルロン酸注射とボックス注射の世界的権威と言われるデマイオ(Mauricio de Maio)先生の指導のもと、実際の患者さんに対するデモンストレーションがありました。日本国内ではヒアルロン酸注射を行う場合は、一般的に先端の尖った注射針(ニードル、鋭針)しか厚生労働省に認められていませんので、海外で頻繁に使われている先端が丸く針の側面からヒアルロン酸が出てくるカニューレ(鈍針)の使用は、デマイオ先生の日本国内での講演では使用されることはありませんし、先生が言及することもありません。しかし、デマイオ先生著書 Injectable Filler in Aesthetic Medicine の中ではカニューレでのヒアルロン酸注射の方法も紹介されています。日本国内では、厚生労働省が認めたヒアルロン酸に関する講演では、表向きにカニューレを使う手技説明はありませんので、講演での説明をそのまま鵜呑みにせずに、医師自身が考えて自己の責任でより効果的で安全なヒアルロン酸注射の注射方法を考える必要があります。

やっとこれからが本題ですが、ヒアルロン酸注射に関する講義内容と私の意見と考え方を交えて、数回のブログに分けて整理したいと思います。

まず、今回のデマイオ先生の講演で中心となるのが、頬骨と側頭骨の縫合部分(デマイオ先生はL1と呼ぶ)と頬骨本体の中央(L2)の骨膜上に、ヒアルロン酸をその2点に最小限の0.1mlから0.2ml程度ずつうつだけで、頬全体が引張られ法令線(鼻唇溝)が浅くなり、フェイスラインが引上げられ、さらになぜか開眼しやすくなり目が大きくなるVista-Eyeという概念が主眼でした。たったそれだけの量のヒアルロン酸を、鼻唇溝やフェイスラインから離れた場所への注射して、それも目まで大きくなるなんて、少々眉唾に聞こえるのですが、実際は私たちが想像する以上に効果があり、私自身もデモを見て驚きました。

このL1とL2領域は大きな血管や神経がないので、ヒアルロン酸注射はニードル(鋭針)を用いて、右利きの先生は患者さんの右側に立ち、右のL1とL2への注射はニードルを皮膚に垂直に注射器をたてて骨に当たるまでさします。そこで、万が一血管に針先が入っていないか確認するために、注射器内筒を引いて血液の逆流がないことを確認します。器用な先生は母指示指中指で注射器の外筒を支えつつ、薬指と小指で内筒を引いて逆流がないか確認します。この方法は当院の山本先生が得意とするテクニックですが、少々難しいので慣れないうちは、左手で注射器外筒の根元を支えて針先が動かないないようにして、右手の指数本で内筒をつまんで吸引をして血液の逆流を確認すると安全性が担保されて安心です。

そして、実際ヒアルロン酸を注射するときはゆっくりゆっくりうちます。血液の逆流がないから大丈夫と安心せず、患者さんに痛みがないか確認しつつ、また、皮膚の色が真っ白に虚血変化を起こしていないか確認しつつゆっくりうちます。この時に、手に感じる圧力も大切です。圧力が高すぎる状態で無理に強い力でヒアルロン酸を注射すると、副作用を誘因することとなります。特に細い針を使う場合、例えば30Gの針(数字が大きいほど針は細い)を使う場合、針穴が小さい分、相対的に手にかかる圧力が高くなるので、どうしても強い力でうってしまいます。ですから、できれば太めの針のほうが安全です。

右利きの先生が対側の左のL1とL2領域を注射する際に、デマイオ先生はバイオリンを弾く要領でと表現していましたが、術者の立ち位置はそのまま患者さんの右側で、左側の頬の注射をするように練習しなさいと言っていました。そのさい、針の角度は皮膚表面から斜めに(右から左外側に向かって)L1とL2領域の骨膜上に注射するように指導されました。しかし、患者さんに少し右を向いてもらうと、左の頬の注射と同じように皮膚に垂直に注射可能なので、私は左右ともL1、L2領域は垂直にヒアルロン酸注射を行います。深くヒアルロン酸を打つ場合、ヒアルロン酸注射の針が皮膚を通る距離はできるだけ短く、血管などを傷つける可能性を少しでも少なくしたいので、私は針の角度は皮膚に垂直にうちます。

ベテランの先生には私のブログはあたりまえでの初歩的な内容で我流な部分もあるかと思いますが、学会に参加できなかった先生の参考になればと思い、まだまだお伝えしたいことがたくさんありますので、私見と偏見を何回かに分割してヒアルロン酸注射の記事を書きます。次回は下眼瞼のnasojugal groove いわゆるゴルゴラインの治療としてL3(デマイオ先生用語)への注射のポイントを解説したいと思います。

 

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【しわのしわざ】ヒアルロン酸注射ハンズオンセミナー

しわ、小じわ、たるみ | 2015.09.03.木曜日

昨日は当院会議室を使って、ヒアルロン酸注射のハンズオンセミナーが行われました。現在厚生労働省に唯一認可されている”ジュビダーム”と呼ばれるヒアルロン酸注射による、VISTA-Shape Xと名付けられたコンビネーション治療の勉強会です。雑紙や電車広告で見受けられる”しわのしわざ”の治療です。このジュビダームは、お上のお墨付きがついているということは安全性が高く、安心な製剤であることは間違いないのですが、このジュビダームに限らずヒアルロン酸注射は不適切な使い方によっては重大な副作用が生じます。その最も怖い副作用が血管塞栓症です。場合によってはヒアルロン酸注射で失明することもあります。

ですから、美容医療に携わる医師は日々勉強を重ね、病院やクリニックの垣根を超えて、こうして情報を共有し、手技を磨き、副作用が起こらないように細心の注意を払って、安全な治療を行うための勉強を重ねていきます。昨日も他院からたくさんの先生が参加され、実際にモニターさんに被検者としてお願いし、当院山本医師によるデモンストレーションのもと、安全な手技の確認や新しい方法を全員で学びました。

先日他院で頬にヒアルロン酸注射をしてもらった患者さんが来られました。血管塞栓の重大な副作用が起こりやすい危険な部分に注射されていて、処置された先生も不安だったのかもしれませんが、血管に入らないように大変浅い部分に注射され、凸凹感が強くでてしまっている状態でした。危険な場所を理解して、その部分には注射しないことはは原則ですが、どうしてもその場所に打たなければならない場合は、血管内にヒアルロン酸が入らない工夫や、被害を最小限にする手技や対策を心得えて処置する必要があります。モノや道具が進歩してもそれを使う人が、使い方を誤ると便利なものも凶器となってしまいます。今後も、安全で有効な治療法を提供できるように、私たちは研鑽を積み重ねていきます。

 

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【ヒアルロン酸注射】勉強会アラガンアカデミー

しわ、小じわ、たるみ | 2015.04.29.水曜日

先日は聖心美容クリニック梅田院でヒアルロン酸注射の勉強会がありました。海外の有名な先生が来阪され、注射方法を直接ご指導され、それを目の前で見学させていただき、大変勉強になりました。1:1.618の黄金比率を基準に最小限のヒアルロン酸で、お顔全体をその人のBest versionにしていくという考え方は、理解しやすく日常の診療に直接応用できる概念です。

以前のヒアルロン酸注射方法として、気になる陥没部分である直下の皮下に打つ場合は、比較的ヒアルロン酸量が多めに必要ですが、黄金比率を元に顔全体をV字型に形を整える新しいヒアルロン酸注射方法では、ほとんどの部分で骨膜上の深い部分に打つのですが、ヒアルロン酸量が小量最小限ですみます。

さらに、今回使用されたJuvedermというヒアルロン酸はしなやかなヒアルロン酸でダマダマになりにくく、打った部分の形が滑らかに仕上がります。ダマダマになりやすいヒアルロン酸は打つ先生の技術によっては凸凹になってしまったり異和感が出やすかったのですが、Juvedermは少々下手な先生が注射しても自然な仕上がりになります。

しかし、製品の進歩によっていくら簡単になったとしても、解剖をしっかり理解して危険な部分への注射には細心の注意をし、副作用を避ける方法を心得ていなければ、失明や皮膚壊死などの重大な結果をまねきかねません。

  

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【しわ】しわのしわざ。ボトックスとヒアルロン酸注射

しわ、小じわ、たるみ | 2015.04.08.水曜日

本日4月8日は語呂あわせで、”シワ”の日だそうです。”しわのしわざ。”という、テレビコマーシャルや電車の広告で、このフレーズを目にした方もおられると思います。ボトックスとヒアルロン酸注射のジュベダームが厚生労働省認可されたことを受けて、製造元のアラガン社が両方を組みあわせた治療を提案したのが、VISTA-Shapeという概念で、そのキャッチフレーズが”しわのしわざ。”です。昨年は、般若ってるとういうフレーズでした。

VISTA-Shapeの考え方は、顔の輪郭をV字型にすることで、印象を若返らせる治療方法です。頬骨の部分とほうれい線(鼻唇溝)部分を中心にヒアルロン酸を注射しボリュームを出すことで、V字方の輪郭を作ります。また、頬骨のヒアルロン酸注射で皮膚た外側に少し引っ張られますので間接的にほうれい線(鼻唇溝)も浅くなります。

さらに、ボトックス注射を組み合わせることで、前額、眉間、目尻のしわをなくします。総合的に組み合わせることで、お顔全体の印象が一気に若返る治療方法です。VIST-Shapeは単独の治療を行うよりも、複数の組み合わせて相乗効果があり、価格も単独の合計よりもお安くなっております。

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【シワ】ヒアルロン酸注射のハンズオン

しわ、小じわ、たるみ | 2014.09.28.日曜日

先日、ニュージーランドLiew先生が、前日での大阪講演会帰りに、出発までに時間があるとのことで、わざわざ当院にお寄りくださり、ヒアルロン酸に関するハンズオンセミナーを開いて下さいました。私だったら空港のラウンジでまったりするところですが、Ryu先生は朝の早い時間にも関わらず来て下さいました。ヒアルロン酸注射の講義では、種類の違いによる形の出方を実際のヒアルロン酸を使って教えて下さいました。また、具体的な打ち方では、全体のボリュームを考えた方法を伝授してくださり、これで私たちの技術がさらにブラッシュアップされ、患者さんに還元することができます。技術的なことのみならず、真摯で紳士なお人柄に感銘を受けました。Liew先生ありがとうございました。

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【しわ】ヒアルロン酸注射ハンズオン

しわ、小じわ、たるみ | 2014.08.25.月曜日

先日、ヒアルロン酸注射(ジュベダーム、Juvederm)のハンズオンセミナーのために、アラガン社から劉先生が再び当院に来てくださりました。先日のボトックスビスタと同様、このジュベダームも厚生省認可となり、お国のお墨付きがついて、シワの治療を希望される患者さんにさらに安全で安心な処置を提供できるようになりました。前回同様に劉先生のご指導は大変参考になります。

ヒアルロン酸注射の目的はシワの改善です。患者さんが希望されるシワの凹んでいる部分の皮膚直下にジェリー状のヒアルロン酸を打つことによって、皮膚を持ちあげ凹みを改善しシワを浅くします。今回、劉先生が教えてくださった方法は、支えとして下に硬い組織の骨がある直上、つまり骨膜上にヒアルロン酸を打つ方法です。骨膜上は皮膚の最も深い部分ですので、直観的にはこの打ち方では、シワへの効果は弱いように思います。しかし、実際には骨が支えになりますので、比較的少ないヒアルロン酸で挙上が得られ、なおかつ自然な仕上がりになります。

また、もうひとつのアセスメントととして教えてくださったのは、ほうれい線(鼻唇溝)のヒアルロン酸注射の場合に、凹み直下ではなく 少し離れた頬骨の前面をヒアルロン酸で膨らますことで、皮膚全体のボリュームを増やし、間接的にほうれい線を上外側に引き上げる方法です。この方法も骨膜上にヒアルロン酸を深く注射するので、患者さんが治療を希望されるほうれい線からは離れた位置の奥深くに注射することとなり、患者さん自身も治療するわれわれも最初はとまどうかもしれません。

しかし、既成概念にとらわれず、安全で安心で合理的なことは、自分達でも検証を重ねた上で、積極的に取り入れていこうと考えています。

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【シワ】ボトックスハンズオン

今日はアラガン社から劉先生が、わざわざ当院まで出向いてくださり、ボトックスビスタのハンズオンセミナー2回目でした。スタッフのM君がモニターになってくれて、下眼瞼の小じわへの皮内注射と広頸筋へ筋注によるリフトアップ手技を教えていただきました。これで当院のボトックス治療もさらに進化することができます。劉先生はいつもgentleでcleverで、私達の細かい質問に嫌な顔ひとつせず、ひとつひとつ丁寧に的確に具体的に答えてくださいます。感謝感謝です。次回のヒアルロン酸注射のハンズオンもよろしくお願い申し上げます。

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【シワ】ヒアルロン酸注射で凸凹感

しわ、小じわ、たるみ | 2014.01.14.火曜日

シワを取るヒアルロン酸注射は、注射後に凸凹(でこぼこ)になるので嫌だと言われる方がおられます。一旦そのような経験をされたり、インターネットでそのような情報を耳にしたりすると、なかなか不安を解消することはできないですね。

でこぼこになる原因は 、柔らかい部分に硬いヒアルロン酸注射を注射してしまうこと、きわめて薄い皮膚の部分にうってしまうこと、ヒアルロン酸自体を浅くうってしまうこと、量が多すぎることなどが原因として考えられます。

具体的には、下眼瞼はきわめて皮膚が薄いので、直接シワを消そうと浅めにヒアルロン酸を注射すると、たとえ柔らかいヒアルロン酸を使っても凸凹になります。

顔でも場所によって厚みが違います。形成外科医は、顔のあるゆる場所にメスを入れることがあるので、実際にこの目で皮膚の厚みを見ているので、長年の経験で顔の皮膚の厚みは知り尽くしています。ですから、皮膚の薄い部分にヒアルロン酸を誤って浅く打ってしまうことは少ないです。

どうしても、浅いシワを治療したい場合は、きわめて軟らかい非架橋タイプのヒアルロン酸を用いると凸凹になりにくいですが、吸収されやすいので持続が短く、定期的なメンテナンスが必要です。

このような判断や技術は、長年の経験がなくとも、現在はインターネットを含め情報があふれているので、担当医師が謙虚に自らのテクニックや診断能力を顧みることで、 無用な副作用を減らすことができます。私自身もこれからさらに常にアンテナを立てて大切な情報は見逃さないように努力を続けます。

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【シワ】ヒアルロン酸注射と皮膚壊死

しわ、小じわ、たるみ | 2013.12.26.木曜日

ほうれい線のたるみ治療にはヒアルロン酸注射がよく使われます。

先日、他院でヒアルロン酸注射の副作用で鼻が腐ってしまった人の報道がありました。ヒアルロン酸が、過って血管に注射されたために起こる副作用です。

形成外科専門医として訓練を受けていれば、どの位置に血管があり、どの深さを血管が走行していて、どの部分に注射すると危険であるかわかっていますので、事故を起こしてしまった先生は、形成外科でない先生か、経験の浅い若い先生であったと 推測されます。

また、もうひとつの原因として鋭針と呼ばれる先のとがった注射針を使っていたことで、血管にヒアルロン酸が間違って入りやすかったことが考えられます。

最初その報道を聞いた後、当院も鋭針を使っていますが、形成外科専門医として私には長年の経験も技術もあり、そのようなミスはしないとの自信がありました。

しかし、その先生をかばうのではありませんが、形成外科医でなくても大変注射の上手な先生もおられますし、若い先生でも技術の優れた先生が多くいます。単に、形成外科専門医ではないから、その事故が起こったと決めるのは難しいと思います。

ですから、この出来事を対岸の火事とせず、当院もヒアルロン酸が血管に入らないように、鈍針と呼ばれる先の丸い針を導入することとしました。

自らの技術に溺れることなく、患者さんにとって良いものを導入していくのは、責任をもって診療にあたる医師として、科にかかわらず必要な心得だと思っています。

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は休診日です

山本医師は現在産休中です。
6月中旬以降の復帰を予定しておりますが未定です。
4/28~5/5は休診日になります。
5/6は診療日となります(診察時間:10:00~18:00)

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