多くの方は、自分がどの治療を選択するべきなのか判断が難しく迷っているかと思います。
中には、処置後の口コミ等を1つ1つ確認し、判断していく方もいらっしゃいます。
肝斑治療は処置する側も同じで、数ある治療法をどのように選択するか大変悩む奥の深い病変です。
しかし、長年美容皮膚科として肝斑を治療してきた中でトータル的に考えると肝斑の起因は炎症だという結論に至りました。
肝斑は色々な原因が考えられるため、今だ明確に統一された治療プロセスが確立されていません。
多くの専門家の中でも肝斑の原因は様々な意見がありますが、少なくとも当院が治療してきた経過や処置後の効果などを総合的に研究した結果、行きついた答えが炎症性が大きく起因するというものです。
例えば、長い年月の間に女性の方は毎日お化粧を過程で刷毛やブラシを使ったり、手を使ったり、お化粧を落とす時にクレンジングなどを使用して擦ったりと慢性的な刺激が肝斑の原因の1つと考えています。
また、顔面は自然と一番日光を浴びやすい部位でもありますので、そうした外部からの刺激が慢性的な炎症の原因と考えています。
これらを顧みると、極力刺激を与えない治療が肝斑治療にとって適切だと当院は考えます。