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糸リフト治療と同時に併用できる治療・できない治療

しわ、小じわ、たるみ
2020.03.18.水曜日
しわ、小じわ、たるみ | 2020.03.18.水曜日

 

たるみ治療のご相談を頂く際、よく「時間がないから一度にまとめて治療したい」と希望を頂くことがあります。
良い結果が得られるため、たるみ治療は複数の治療を併用することがありますが、その中でもリフトアップ効果の高い糸リフト治療と併用に悩まれる方が多いように思います。
糸リフトと言っても様々な治療法がありますが、当院で取扱いのあるMWリフトとの併用についてご紹介させていただきます。MWリフトは他の記事や動画でもご紹介させていただいたことがありますがもみあげのところに1か所、又は2か所穴を開け、そこから糸を入れてたるみを引き上げる治療です。

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数ある糸リフトの中でMWリフトを導入した理由
溶ける糸と溶けない糸どちらが良いのか。(糸リフト治療)
昔と違い、ここまで進化した糸リフト治療のメリット

当院のMWリフトの治療詳細はこちらを参照ください。
MWリフトの詳細はこちら

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◆併用できない治療

MWリフトは副作用の少ない画期的な糸リフト治療ですが”手術”になります。
ですから麻酔も使いますし、稀ですが皮下出血(内出血)や感染症を起こす可能性もあります。
併用する治療によって、この手術による皮下出血や炎症などを助長してしまうような治療は同時には実施できません。例えば、熱を照射するような治療はこれに該当しま、サーマクール、ウルトラセルQ+(HIFU)、タイタンやレーザー系のジェネシスです。
皮下組織内に炎症・化膿の可能性がある時、熱を加える治療を行うと、普段起こり得ないような副作用が出る可能性があります。従って、MWリフト治療を実施してから少なくとも3~4週間は控えるのが安全です。(MWリフト治療後は同じく、3-4週間は強いマッサージ、口を大きく開ける歯科なども控えていただきます)

◆併用できる治療

逆に併用できるのは当院ではボトックス注射、ヒアルロン酸注射です。
ボトックス注射は”しわ”治療の代表格ですが、部位として目尻、眉間、おでこ、咬筋、広頸筋などが一般的です。
何故併用できるのかというと、ターゲットが異なるためです。

ボトックス注射は表情筋の比較的浅いところに注入します。糸は皮下組織、又は脂肪組織あたりに挿入しますので深さが異なります。
従って併用しても基本影響はありません。ただし、基本影響を受けないことがほとんどですが、咬筋や広頸筋は糸の入る位置と重なりますので、糸の挿入位置によっては稀に同時ではなく、日をズラすことがあります。

ヒアルロン酸注射もMWリフトと併用治療するケースがあります。多くはありませんが、糸治療によりたるみが引きあがり、小顔になった際、稀に部分的に凹みが生じる方がいらっしゃいます。(加齢によるボリュームロス(くぼみや凹み)が要因ですが、糸治療により組織位置が変化したことで目立つようになるケース)
このような場合、バランスを考え、目立つくぼみを解消するためにヒアルロン酸注射でボリュームを補います。

※従来の糸治療に在りがちだった糸を挿入したラインに沿って出来るくぼみ(ディンブル)ではない (当院ではディンブルが発生する症例はない。また、MWリフトの全国症例でも聞いたことがない)

併用できる治療は限られていますが、あくまでも同時に実施するケースのお話で合って3-4週間開けていただければ、問題なく他の治療も可能です。

糸リフトに限らず、美容に関する患者様から頂いた様々な疑問や質問に動画でお答えしております。ご興味あれば是非ご覧ください。
つかはらクリニックチャンネル(動画で解説)

また、他にもたるみに関する情報を発信しております。
ご興味がありましたら是非ご閲覧ください。
20代でたるみ治療は必要あるのか?
たるみ治療をどう選ぶべきか
ほうれい線の原因を知り、ほうれい線を予防・治療する
自宅で「たるみ治療・予防」はできるのか
若いうちにたるみ治療は受けた方が良いのか?

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