当院は開業して、まる4年になりました。開業当初は、今の喧噪が想像できないほどの暇なスタートでした。1日に患者さんが1人や2人の日も多くありました。
広告代理店と一緒に一生懸命作り込み、自信を持って出したフリーぺーパー広告も空振りに終わってしまい、広告の難しさを痛感しました。
気持ちばかりが焦る日々が続きました。いてもたっても居られず、美容に関係ある女性が多く集まるのは美容院だと考えて、少しでもクリニックを知ってもらおうと、休みの木曜日にクリニック周辺の美容院を、妻とともに訪問することにしました。
当然、営業マンのように頭を下げて回ることは慣れていることではなく、気持ちの上では相当抵抗がありましたが、背に腹は代えられません。1件1件美容院を真新しいパンフレットを握りしめて訪問しました。
邪魔なのでパンフレットもおかないでくれと冷たくあしわられ、話も全く聞いていただけない美容院もありましたし、逆にクリニックの先生がわざわざご訪問くださるなんて、どうぞどうぞと歓迎くださる美容院もありました。
応対はほとんど店長さんがしてくださったのですが、店長さんの対応が良い美容院は、遠目から眺めるスタッフの雰囲気や笑顔が大変良かった気がします。突然の招かれざる客に対しても、スタッフが笑顔で挨拶をしてくれる、そんな美容院はほとんど店長さんの対応が良かったサロンでした。
先日、カンブリア宮殿のいうテレビ番組で、お好み焼き千房の社長さんが、おもしろいたとえを言っておられました。綺麗な花には綺麗な蝶々が集まってくる。汚いうんこには蝿が集まってくると。
スタッフのできが悪いとしかる前に、長自らが自身のことを顧みる必要もあるということです。開業当初に美容院周りをして、トップの人柄がスタッフに反映されるのだなとつくづく感じました。私自身も、すばらしいスタッフたちの規範となるように、今後も努力していこうと思います。
クリニック | 2008.11.19.水曜日














