形成外科学会基礎学術学会が東京早稲田リーガロイヤルホテルで開催されました。
リーガロイヤルホテルから、早稲田大学大隈庭園に抜けることができ、現役の早稲田大学学生である妻の案内でキャンパス内を散策しました。サロン店長の妻は今年人間科学部健康福祉科のe-schooに合格しました。
私も高校生のころ、早稲田大学理工学部を受験するつもりで、準備をした時期がありました。五木寛之さんの青春の門を読んで早稲田大学のバンカラに憧れていました。結局、東京までの旅費・宿泊費や受験料、また仮に合格しても私立大学授業料の問題で受験をあきらめました。
しかし、今思えば憧れ以上の強い意志がその頃の自分にはなかったのだと思います。絶対に早稲田大学にいくのだという強い意志があれば、アルバイトでも何でもして学費を自分で捻出してでも通学できたはずです。それだけの覚悟がその頃にはなかったのだと思います。
大隈講堂正面から広い石畳通路を踏みながら、大隈重信翁像を抜けキャンパス内を探検しました。お昼休みになると一斉に学生が講義棟からキャンパス内にあふれ出てきて、そこかしこで思い思いに昼食をとる姿は、輝いて見えました。
”都の西北早稲田の森に”若い学生たちの夢あふれる笑顔を見ていると、若き自分ももしかしたら、ここで学んでいたかもしれないと想像して、景色がセピア色に見えました。

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