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プラセンタ注射と献血

注射、点滴
2008.09.02.火曜日
注射、点滴 | 2008.09.02.火曜日

プラセンタ(胎盤)注射は細胞を活性化し、お肌を体の内面から改善し、美肌、美白効果があります。体本来の生理機能を高め、自律神経のバランスを整えることで更年期障害にも効果があります。また、目の下のクマ、ニキビ、のぼせ、めまい、立ちくらみ、冷え性、生理痛、生理不順、肩こり、腰痛、肌荒れなどにも効果があり、広く美容分野でも利用され、大変安全で有効な治療法です。
美容目的だけではなく、肝機能障害にも効果があり、今もC型肝炎の治療薬として使っておられる内科の先生も多くおられます。倦怠感を取る効果もあり、慢性疲労にも効果的です。
注射をされる場合の注意事項として、プラセンタ(胎盤)注射をされている方は、1回でも今後献血ができなくなります。
プラセンタ(胎盤)注射は、ウィルスや細菌に汚染されないように、3回にわたる検査や滅菌行程により、今まで感染症が起こったことは、1度もありません。さらに、妊婦さんから頂いた胎盤は、梅毒、結核、淋病、B型肝炎、C型肝炎、エイズ(後天性免疫不全症候群)、成人T細胞白血病、リンゴ病などの陰性が確認され、ウィルス・細菌による、汚染防止対策が取られていますので、感染症が伝播したとの報告は、現在までに国内・国外ともにありません。
しかし、狂牛病の原因となるプリオンと呼ばれる病原体の血液検査がまだ開発されていないいので、このプリオンの血液検査が開発されるまでは、プラセンタ注射をしている人は、献血することをひかえてくださいということになっています。
現実問題としては日本人女性に狂牛病の人はおられませんし、このプリオンが感染するのには30年かかりますので、10ヶ月しか母体にいない胎盤に感染することも現実的には起こりません。
理論的には、未知の感染症に関するリスクを完全に除外することはできませんが、副作用が少ない、このプラセンタ(胎盤)注射の多くの有効性を考えると、リスクはほとんど取るに足りないくらいの良いお薬だと思います。

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