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陥没乳頭手術と逆戻り

陥没乳頭
2008.09.01.月曜日
陥没乳頭 | 2008.09.01.月曜日

当院の陥没乳頭手術に関して、
どれくらいの確率で逆戻りしますかと、
よくお問い合わせを頂くことがあります。
実際に数えれば、
全体の手術数のうち何人の人が逆戻りして、
何%だったと計算はできます。
しかし、当院の手術による全体の
逆戻りの確率が仮に1%だとしても、
個々の患者さんの陥没乳頭術後の
逆戻り確率は1%ではありません。
もともとの乳頭の状態によって、
逆戻りの確率は全然違います。
潜り込んでいる乳管が短い方は
逆戻りの確率が高く、
普段陥没していても軽い刺激で出てくる
乳頭の場合は、術後逆戻りが少なくなります。
他の方法を行っているクリニックと比べる際に、
全体の逆戻りの確率を知ることは
クリニックを選ぶ際に気になりますが、
実際にはその数字はあまり参考にはなりません。
逆戻りしにくそうな仮性陥没乳頭の人だけ手術をして、
逆戻りしやすい真性陥没乳頭の人を手術しなければ、
逆戻りの%を下げることができます。
陥没乳頭手術は、
将来授乳するための手術ですので、
術前に比べ乳頭を刺激することで
乳頭が出やすい状態になった場合は、
再手術はお勧めしておりません。
また、術後出にくい場合は、
たとえば吸引装置などを用いた方法を
併用していただき、出やすい状態に
癖付けしていく場合もあります。
仮に、吸引装置を用いる場合は、
少なくとも3ヶ月、平均で6ヶ月ほど
使う必要があります。
最初は短時間から使い、
なれてくればできる限り24時間
装着していただきます。
刺激による皮膚かぶれが
起こることがありますので、
使用にあたってはクリームやワセリンを
用いていただきます。
それでも、どうしても出てこない場合は、
再手術を行う場合もあります。

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