最近、立ち寄った本屋さんで見つけた本です。本業に忙しくてなかなか本を読む時間がないのですが、写真が多く短時間で読むことができました。この本の主人公タローは、原因不明の病気で、4本足すべての足を失った傷害犬です。飼い主さんの獣医さんは安楽死も考えたようですが、タローのけなげに生きる姿を見ていて、そのまま世話をして飼うことを決められました。世間では簡単に人を殺す事件が後を絶ちません。タローは人に向かって説教じみたことは一言も言いませんが、普通に生きるその姿だけで、私たちに命の大切さや、生きることの大切さを教えてくれます。暴力的な場面の多い漫画よりも、こんな本を今の子供たちには読んでほしいものですね。
日常 | 2008.07.07.月曜日