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【二重埋没】ふるい糸は抜かなければいけないのですか

目、二重
2011.12.12.月曜日
目、二重 | 2011.12.12.月曜日

二重埋没手術のことで、以前した埋没手術の糸は抜かなければいけないのですか?との質問を受けることが多いです。また、以前の古い糸を抜いてほしいとの希望もよく受けます。
まず、以前行った二重埋没法のラインが完全にとれてしまっている場合は、新たに埋没手術を再びする際には、以前の糸を抜く必要はありません。埋没法に使われる糸は極めて細く、ほとんどがナイロンですので、組織と反応することはほとんどありません。数本が眼瞼内に残っていても、露出することがない限り、問題ありません。
実際、切開手術の際に偶然、昔の埋没法の糸を見つけることがありますが、糸の周囲には全くと言っていいくらいに炎症反応がなく、周囲組織に影響を与えていません。
2番目に、以前した埋没法の二重ラインが残っていて、そのラインより幅広い二重を作る場合は、ほとんど以前の糸を抜く必要がありません。新しい埋没の糸で、皮膚が上(眉毛側)に引っ張られるので、古いラインは自然に消えてしまいます。ただ、新しいラインが馴染んだ時点(約1ヶ月)でも、古いラインが残ってしまう場合は、古い埋没の糸を抜かなければなりません。
3番目に、以前した埋没法の二重ラインが残っていて、そのラインより幅の狭い二重を作る場合は、必ず前の糸は抜かなければなりません。まず、先に古い糸を抜いて古いラインが消えるのを待たなければなりません。いったん癖付けされてしまうと、糸を抜いても一重に戻らない場合がありますが、前のラインが消えなければ、幅の狭い二重を新たに作ることはできません。一重に戻ってから新しい幅の狭い二重ラインで埋没法を行います。

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