昨日は例年の2ヶ月遅れで、大学生の就活が解禁されました。ニュースで流れてくるのは、新卒大学生の内定率の低さによる就活の厳しさです。
雇う側にとっても、雇われる側にとっても、就職は人生にかかわれる一大事です。そのため面接は真剣勝負となります。当院では面接が2次、3次と複数にわたることもあります。それだけ、受け入れるほうも相当の覚悟で面接に望みます。
短時間で面接を受けに来る候補者の本質を見抜かなければなりません。圧力をかけるような面接はしませんが、人柄を知ることができる質問を必ずいくつかします。そのうちのひとつが”最近感動したことはありますか？”という質問です。
私たちの仕事に限らず、仕事は単にノルマやデューティーをこなすだけでは、何の進歩もありません。それ以上に、私たちは常に患者様お客様に感動を与えることができるほどの接客やサービスを心がけています。
そのような質の高いサービスを提供するためには、スタッフ本人が感動した体験を持たなければなりません。そうでなければ、患者様やお客様に感動していただくことは頭底できません。
常日頃から感受性を高め好奇心を持って積極的に、良いものを吸収しようとする態度や気持ちを持ち続けなければ、感動することができません。
企業側から候補者に求めるのは、技術的なことも大切ですが、もっとも大切なのはお人柄です。素直に良いものをどんどん吸収しそして、仕事を通して自分自身を進化させることのできる人が求められています。
福利厚生や給与など、企業が個人にどれくらいのことをしてくれるかは最も気になる部分ではありますが、それよりも候補者自身がある企業に就職すれば、貴社にとってこれほどのことができて有利ですよとアピールできるくらいの存在であれば、ぜひ来てほしい存在になれと思います。

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