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ダイエットサプリ

未分類
2008.04.17.木曜日
未分類 | 2008.04.17.木曜日

当院ではメディカルダイエットとして、3種類の薬を処方しています。
①低炭水化物ダイエット(ベイスン:ボグリボース)
炭水化物は分解されて2糖類になりさらに分解されて単糖類のグルコースになって吸収されます。ベイスンと呼ばれるこのお薬は、腸管において二糖類から単糖への分解を担う二糖類水解酵素(α-グルコシダーゼ)を阻害し,糖質の消化・吸収を遅延させることにより食後の過血糖を改善する
2糖類を単糖類に分解する酵素を働かなくするお薬です。元々糖尿病患者さんの食後高血糖を防ぐために使われているお薬です。食事前に飲むことで、酵素の働きを抑え炭水化物の吸収を抑制します。炭水化物の吸収を抑えなければ、体内では常に当分が足りているか余っている状態が続きますので、エネルギーとして備蓄されている脂肪は使われることはありません。ですからダイエットには低炭水化物状態が必要です。滅多に無いことですが、ベイスンを使っている状態で、低血糖状態(体内のグルコースが以上に低下した状態)が起こった場合、お砂糖をなめてもベイスンの働きで分解されず血糖値が上がって来ません。ベイスンを使っているときに、万が一低血糖状態が起こった際には、お砂糖や飴ではなく、直接グルコースグルコースを摂取する必要があります。
ベイスンと同じ働きで、水無しで飲めるシートタイプの飲み薬もありますので、今後は順次そのタイプに移行していく予定です。
③脂肪吸収抑制ダイエット(ゼニカル:オルリスタット)
食事に含まれる脂肪分を吸収させないお薬がゼニカルです。脂肪はリパーゼと呼ばれる酵素によって、脂肪酸とグリセリンに分解され吸収されますが、ゼニカルはこのリパーゼの働きを阻害することで、脂肪を吸収させないようにします。食事で摂取した脂肪のおよそ30%を、吸収せずに排出する作用があります。夕食時などの油分量が多い食事をとった際、カロリーオーバーの予防薬として、食後1時間以内に1錠の服用をおすすめしています。脂肪吸収抑制薬を使うことによって、新たに体脂肪が増加するのを予防します。脂肪が吸収されませんので必然的に柔らかい便となりますので、ゼニカル使用中に油断すると下着を汚すことがありますので、注意が必要です。
④食欲抑制ダイエット(サノレックス:マジンドール)
サノレックスは食欲中枢を抑制し、満腹中枢を刺激します。食欲中枢への直接作用及び神経終末におけるノルアドレナリン,ドパミン,セロトニンを介した機序により摂食抑制作用があり、消化吸収を抑制することにより摂取エネルギーを減少させ肥満を是正すると考えられています。サノレックスは長期使用ができません。サノレックスは3ヶ月継続して使用した場合は、いったん1ヶ月以上の休薬期間が必要です。

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