つかはらクリニック院長のブログ

つかはらクリニック院長のブログ

公式Youtubeチャンネルでも配信中
公式Youtubeチャンネルでも配信中

眼瞼(まぶた)下垂手術の注意事項その1

眼瞼下垂
2008.04.18.金曜日
眼瞼下垂 | 2008.04.18.金曜日

眼瞼下垂に関する
NHKでの放送以来、
眼瞼(まぶた:瞼)
下垂の手術を
受けられる方が
多くなってきましたので、
具体的な注意事項を
ブログで紹介させて頂きます。
○眼瞼下垂の麻酔
上眼瞼に直接麻酔剤を
注射する局所麻酔です。
なるべく痛みが
少なくすむように、
細い細い針を
用いて麻酔をしますが、
数カ所ちくっとした
痛みがあります。
以前に
歯医者などの麻酔注射で
気分が悪くなったことのある方、
薬のアレルギーや
喘息のある方は
あらかじめお申し出てください。
○手術
手術時間は左右で
90~120分程度です。
手術時間は目安です。
長引く場合もあります。
術後ほとんどの場合
二重ラインになりますので、
術前にどれくらいの幅の
二重が希望を聞かして頂き、
切開ラインの
切開幅を決めます。
奥二重のように
控えめな二重を
希望される場合は
何mm幅とか、
くっきりした二重を
希望される場合は
何mmなどと、
必ず二重になるわけでは
ありませんが
術前に決めます。
こうやって決めた
切開ラインに沿って
皮膚を切開します。
眼瞼下垂の原因となる
伸びた眼瞼挙筋
(瞼を上げる筋肉)を
短くする量や、
たるんで余っている
皮膚を切り取る量は、
手術中に瞼を開け閉めして
頂きながら確認し決定します。
術前の瞼を上げる
眼瞼挙筋筋力や
瞼の下垂程度によって、
伸びた眼瞼挙筋を短くする量は、
ある程度計算されるのですが
実際は手術中の
開け閉めによって
決めることとなります。
○腫れ、内出血
術後当日は特に腫れが強く、
内出血(皮下出血)が
伴うことがあります。
手術当日は
安静に横になって、
濡らさないように
冷やすことで、
腫れや、内出血を
少なく抑えることができます。
強い腫れは、2-3日程度です。
1週間で腫れは50%程軽快し、
2週間で70%軽快し、
4週間でほぼ90%とれます。
内出血が生じた場合、
2-3週間で自然に消退します。
まれに下まぶたも
内出血が生じることもあります。
切開部分は、
ナイロンの糸で縫合します。
さらに、
縫合部分を細い
紙テープで固定します。
抜糸までの1週間は、
糸とテープが縫合部分で
目立ちますので、
念のため手術当日は
サングラスなどを
ご持参頂いた方が、
無難かと存じます。
○安静
手術当日は
外出や仕事はせずに
安静を心がけてください。
当日は
本やテレビ・パソコンは見ずに、
ゆっくりお休み下さい。
下を向いて行うような
作業も術後当日はお避け下さい。
下を向く作業で、
腫れや内出血が強くなります。
○痛み
強い痛みが出ることは
ほとんどありませんが、
念のため術後は
痛み止めのお薬も処方します。
もし痛みや熱感が
あるようでしたら、
目を濡らさないように
冷やして下さい。
眼瞼(まぶた)下垂手術の注意事項その2に続く
また、眼瞼下垂手術の詳細は、
右のカテゴリー”眼瞼下垂手術”
ありますので参考にしてください。

ここを↓クリックしていただければ、はげみになります。よろしくお願い申し上げます。

にほんブログ村 美容ブログ 美容皮膚科へ
ウルトラセルQ+

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。