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肝斑とケミカルピーリング

しみ
2011.01.24.月曜日
しみ | 2011.01.24.月曜日

肝斑の治療として
ケミカルピーリングを
行うことがあるようですが
肝斑の治療として
単独でピーリングを
行っても、あまり
効果はありません。
海外の研究会でも
肝斑に対する
ピーリング治療は
治療効果を支持する
証拠には乏しいと
結論づけています。
ピーリングの種類を
変えても同じで
サリチル酸
ピーリングでも
グリコール酸
(フルーツ酸)
ピーリングでも
あまり効果は
かわりません。
もし、
肝斑の
治療として
ピーリングを
行う場合は
組み合わせが
必要です。
たとえば、
ピーリングと
イオン導入を
組み合わせるとか
ホームケアとして
ハイドロキノン+
トレチノインサン軟膏を
組み合わせれば、
効果を上げることが
可能かもしれません。
しかし、やはり
肝斑の治療には
内服併用が必須だと
思います。
トランサミンの内服と
ビタミンCやEを
組み合わせます。
さらに、外からの
治療であれば
以前のブログにも
書きましたように
トランサミンの
イオン導入が
可能となりましたので
併用が有効です。
いったん
肝斑の色素を
物理的に、いったん
浮かせるために
レーザーや、
フォトブライトを
用いることも
ありますが
この際も、
併用療法が
重要と考えます。

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