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医師へのあこがれ(その38)

医師へのあこがれ
2010.07.21.水曜日
医師へのあこがれ | 2010.07.21.水曜日

医学部学生が、
直接、
患者さんと接する
臨床実習は、
むかし”ポリクリ”と
呼ばれていました。
今は、BST(ベッドサイド
ティーチング)と
呼ばれることが、
多いと思います。
患者さんを、
外来で診察をさせて頂いたり、
入院患者さんの担当となったり、
また、
手術の見学をします。
この、ポリクリは
5年生になってから
始まるのが普通ですが、
当時、
新設の医科大学は、
臨床に関わる授業や
実習を早期に繰り上げて
行う傾向があり、
福井医科大学でも、
4年生になると、
臨床実習のポリクリが
始まりました。
私の、
ポリクリグループは
6人全員男子でした。
当時は、まだ
女子医学生が少なく、
全体の1割程度でした。
グループは、
あいうえお順に
分けられるので
イニシャルは
全員Tです。
几帳面なT君、
地元福井出身のT君、
頭脳明晰成績優秀なT君、
物静かなT君、
少し年上のT君、
そして私塚原の
6人です。
真新しい白衣を着て、
分厚い医学書を
脇に挟み、
上つりそうになる
声を押さえ気味に、
ぴかぴかの
附属病院廊下を、
歩いていると、
まるで、もう自分が
お医者さんのような
気分になしました。
しかし、こうして
意気揚々と、病院を
闊歩する6人は、
最初のポリクリで、
大変な失敗をしてしまいます。
私たちのグループの
最初の臨床実習は、
第3内科教授M先生の
外来でした。
(つづく)

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