湿疹・かぶれの対症療法として、ステロイド軟膏がよく使われます。痒みによる不快感を治めて、ひっかくことによる悪循環を防止して、症状を比較的早期に解決できる良いお薬ですが、長期間漫然と使用することで副作用が生じることがあるので、ステロイドと聞くだけで嫌悪感を露わにする方もおられます。
確かに数ヶ月間におよび強いステロイドを使うと副作用がでやすくなりますが、強いステロイドでも短期間の使用では早期に症状を軽くすることができるので、切れの良い刃物と一緒で使い方次第では有用です。
また、弱いステロイドの場合は、副作用が少ないので、医師の指導のもと長期間の使用が可能な場合もあります。どのようなお薬でも同じですが、強くても弱くてもだらだらと使うことはお勧めしません。症状に応じてメリハリをつけて適切に使用する必要があります。
このように有効なステロイドですが、市販薬として購入することも可能です。ステロイドはその強さで5段階に分類されます。医療用で最も使用頻度の高いオレンジのキャップのリンデロンVG軟膏は5段階の第3段階の強さで、ちょうど真ん中です。病院やクリニックの処方箋が必要なく、薬局で購入できる市販のステロイド軟膏は、この第3段階までの強さの軟膏となります。ベトネベート、フルコートFが、市販でのステロイドでは強いものとして分類されます。
市販薬であっても、これらは強めのステロイド軟膏となりますので、症状の改善がなく、色素沈着や皮膚萎縮による肌のてかりなど、気になる症状が現れた場合は、使用を中止し医師に相談することが大切です。便利さにはリスクがつきものですので、ご自身で判断せず専門家に相談するようにしましょう。
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