つかはらクリニック院長のブログ

つかはらクリニック院長のブログ

公式Youtubeチャンネルでも配信中
公式Youtubeチャンネルでも配信中

【ほくろ除去】再発

ほくろ
2011.10.23.日曜日
ほくろ | 2011.10.23.日曜日

炭酸ガスレーザーでほくろを削る場合、あまりにも深く削ると、陥没の可能性が高くなりますので、根が深いほくろは、削り過ぎないように、いったん深い部分を取り残して、全体に浅くなってから2回に分けて取り残す場合があります。
浅いほくろでも、炭酸ガスレーザーで見かけ上取りきれたように見えても、細胞レベルで残っていることがあり、まれに後々に再発することがあります。
黒色の色素だけをとばすQスイッチレーザーでほくろを取る(というより色だけを抜く)ことがありますが、この場合ほくろ本体である母斑細胞はそのまま皮膚に残るので、高い確率で再発します。ですからQスイッチレーザーでほくろをとる場合は、処置回数が多くなります。
ほくろを切って取れば、炭酸ガスレーザーで削って取るよりは再発の可能性が低くはなります。しかし、切ってとる場合は炭酸ガスレーザーでほくろをとる場合に比べて、多くのデメリットがあります。絶対に再発がいやだという場合は、切ってとることになりますが、生活上の制限、処置後の目立つガーゼ、出血などを考えると、レーザーで取ることが多いですね。

追記2020.5.11
——————-
日常診療で多くの方が「ほくろ」の相談で当院に来院されます。
ほくろは誰にでもある一般的なものですが、色々な情報が溢れていて何が正しくて何が正しくないのか分からず不安になったり、迷われたりする方も多くいらっしゃると思います。
ほくろについてよくいただく質問含め、相当詳しく解説した集大成シリーズを作成しました。宜しければ是非ご覧ください。
これをご覧いただければ、治療に関する心配事や不安の大部分は解消いただけるかと思います。
【動画シリーズも用意しました。ほくろと遺伝の関係性についても述べております】

 

 

 

ここを↓クリックしていただければ、はげみになります。よろしくお願い申し上げます。

にほんブログ村 美容ブログ 美容皮膚科へ
ほくろ除去+

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。