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【ほくろ】レーザー治療と出血

ほくろ
2011.09.18.日曜日
ほくろ | 2011.09.18.日曜日

最近のほくろ治療は、レーザー機器が進歩し、また、処置後の被覆材(テープ)が進歩したおかげで、相当大きなものまで、ほくろは切らずに治療可能となりました。
私が医学部を卒業した当時は、ほくろはほとんど切る治療しかありませんでした。その後、技術革新があり、極めて大きなものでない限り今はレーザーで治療可能です。以前は、レーザーでほくろをとる場合も、5mmまでが限界と教えられました。
その限界を超えたのは、処置後の被覆材(テープ)のハイドロコロイドが一般に入手可能となったおかげで、5mmを超える大きなほくろもレーザーで取る事が可能となりました。ハイドロコロイドはもともと褥創(とこずれ)の治療用に研究され、以前は価格も高かったのですが、今は値段もこなれて、市販用にはボンドエイド・キズパワーパットが同じものです。
場所にもよりますが、10mmをこえるほくろでも、レーザー治療が可能な時代になっています。しかし、私の経験で5mmを超えるほくろをレーザー治療する場合、小さいほくろと違って処置後に出血することがあります。
5mm以下のホクロの場合、レーザー治療でほとんど出血しませんが、5mmを超えるものは、処置してしばらくすると血がにじむことがあります。1-2分圧迫していただくと止血できる程度の出血ですので問題ないのですが、そのときには昔ながらにバンドエイドを重ねて貼っていただきます。
ほくろのレーザー治療では患者さんにそのように説明させていただき、日常の診療を行っていますが、先日尊敬する東京のM先生のブログにも同様な記載があり、前線で働いていると同じような結論に達するのだと共感を覚えました。

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