ニューヨーク到着２日目。バス市内観光の後、夜からのミュージカル鑑賞のため、ホテルで一休み。学会会場であり宿泊しているタイムズスクエアのマリオットマーキーズホテルからは、ブロードウェイのミュージカル劇場までは徒歩圏内。
　出発前からお目当てだったミュージカルは”ヘアースプレイ”。６０年代まだまだ人種差別が残るボルチモアが舞台。太ったの女子高生がテレビの有名ダンス番組に出るための物語。まだまだ差別がある時代背景を描きながらも、主人公の明るさがそれを感じさせず、テンポの良い音楽に乗って、軽快にストーリーは展開していきます。
　英語が得意ではないので、旅行前から国内で映画版”ヘアースプレイ”を購入ししっかり予習。本場ブロードウェイ”ヘアースプレイ”でも、細かい台詞すべてはわからないものの、ほとんど内容は理解可能。音楽も映画版と１－２曲違うだけでほとんど同じ。しかし、生のオーケストラと目の前で実際にダンサーが踊る迫力と熱気は、さすがに世界一のミュージカル俳優が集まるブロードウェイ、感動が直接伝わってきます。１万キロを旅して来た甲斐はありました。
　夕食はホテル前の、ニューヨークスタイルチーズケーキで有名な”Juniors”に入ろうとしたのですが、ちょうどどのミュージカルも終わった時間で店内は満員。あきらめて通りを１本隔てた向かい側にあるプラネットハリウッドに。
　映画付きの私にはたまらないレストランで、映画の撮影に実際に使われた衣装や小道具が壁面に飾られています。プラネットハリウッドは世界中にあるので、ニューヨークらしいレストランではないけど、料理は典型的なアメリカ料理で、どれもボリュームが日本の倍はありました。おかげで十分空腹を満たすことができて余るくらいでした。
　後でガイドさんに聞いたのですが、残して持って帰るつもりでその分を最初から横によけて帰りに店員さんにお願いすれば、テイクアウトできるそうです。残した分が朝食になるわけですね。

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