今は腎不全で弱って、がりがりに痩せてしまった小太郎ですが、９年前の生まれた当時は愛くるしい、むちむちのかわいい子猫でした。
ロシアンブルーのカナが大冒険から戻って2ヶ月経った6月15日に2匹の子猫が生まれました。1匹は全身真っ黒な毛で覆われた雌猫、そして約１０時間後に真っ白な雄猫が生まれました。黒猫は当家の女の子のみんなと同じように、名前の最後に”ナ”をつけて、”ルナ”と名付けられました。そして、我が家で初めて私以外の雄が誕生しました。それが、白い猫の”小太郎”でした。
”小太郎”命名の経緯は覚えていません。雄なので”太郎”、当時は小さくかわいかったので”小”をつけたのだと思います。真っ黒なお姉さんの”ルナ”と対照的に、真っ白な”小太郎”でしたが、耳と足先には褐色の毛が混じっていました。
カナが妊娠してから、もし何匹も子供が同時に生まれたら、どなたかに子猫をもらっていただかなければいけないと思っていましたが、２匹でしたので２匹とも我が家で飼うこととなりました。こうして”小太郎”は当家の長男として、私たちと一緒に家族として暮らすこととなりました。
（つづく）
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