人気シンガー、クリスティーナ・アギレラとシェールが主演を演じるミュージカルドラマ。少々過激な衣装もあるので、お子さんと一緒に見るわけには行きませんが、ダンスと歌のレベルの高さに感動させられる秀作です。
アイオワの田舎町からスターを夢見てロサンゼルスへやって来たアギレラ演じるアリは、クラブ・バーレスクのショーに魅了される。その抜群の歌唱力でステージのトップに上り詰める。アリの歌唱力と突出したダンスの才能が話題となり、クラブは大盛況を極めていくのだが、様々な問題が持ち上がってくる。
歌とダンスだけでも十分洗練されていて見ていて飽きないのですが、ストーリーも単純ながらおもしろい内容で、並行して恋物語が描かれるところもあり、大人の女性に好まれる映画だと思います。迫力あるステージを見るだけでも価値はあると思いますよ。
実際にミュージカルとして上演されていたら見たいところですが、本場ニューヨークでもこのバーレスクは上演されていないようです。バーレスク(Burlesque)とはもともと、コメディーとお色気をミュージカルに融合させたエンターテインメントショーだそうで、19世紀末以降米国の大衆文化として人気を誇っていたそうです。