今日患者さんに
肝斑治療の併用薬として
ビタミンEのユベラを
処方しようとしたところ
患者さんから、
“生理が増えることは
ありませんか?”と
聞かれました。
ビタミンEには
ホルモン作用はないので
生理周期を乱すような
ことはないのですが
念のためパソコン版
“今日の治療薬”で
ユベラの副作用を
調べました。
案の定、
生理不順の副作用記載は
ありませんでした。
しかし、さらに
念のためYahooで
“ビタミンE、生理”で
検索してみると、
生理不順の治療に
ビタミンEを使う
ことがあるとわかりました。
ビタミンEは
末梢循環不全を
改善する作用があるので
血行不良で生理不順に
なっている人の場合
血の巡りが良くなって
生理が順調に訪れる
ことがあるのです。
ですから、
ビタミンEの副作用ではなく
ビタミンEの良い作用として
循環が改善して、
乱れた生理周期が
順調になり、
その結果が生理が
増えるのです。
多くの患者さんに
ビタミンEを処方
していますが、
今までの生理に
関する副作用の
相談がなかったので
考えたことが
なかったのですが
良い作用としての
循環改善作用で
意外な症状が
出るのだと知りました。
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以前実家の産婦人科医院の仕事をしていた時、患者さんの中にはユべラを服用されると、不正出血される方がおられました。
冷え症の方にユベラを投薬していたようですが、生理が順調な方の中には、ビタミンＥが余ってくると不正出血になっていたようです。
なんでも程程ですね(+o+)
エスラーママさん、コメントありがとうございます。そうですか、婦人科領域では、ビタミンEによる不正出血は知られていたことなのですね。貴重な情報ありがとうございます。