先日、天皇陛下と
美智子妃殿下が
震災で避難されている方を
慰問されました。
お優しいお人柄と
慈しみの心に触れて
ひとときの安らぎを
感じられた方も
多かったと思います。
慰問されている
ニュースを見て
両陛下が被災者に
話しかける際には
必ずひざまずかれる
ことに気づきました。
被災者の方と、必ず
目線をあわせられて
お話をしておられました。
被災された方は、
不自由な環境で
疲弊しておられることを
両陛下は十分ご承知で
相手が立ち上がる前に
ご自身からひざまずき
お声をかけておられました。
僭越ながら私も、
処置にご来院された方が
ベットで横に
なられているときは
必ず、しゃがんで、
目線をあわせて
お話させて頂きます。
そうすることで
患者さんは、
話しやすくなり
疑問に思っていることや
不安なことを私に
言いやすくなります。
以前、私の地元にも
両陛下が来訪された
事がありました。
遠くからしか、
拝見することしか
できませんでいたが
お二人の周囲は
不思議と明るく
まさに後光がさいている
ようでした。
私には、もちろん
後光はありませんが
少しでも、患者さんの
お気持ちに近づきたいと
普段から考えながら
努力しています。
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