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【地震】原発事故。見えない恐怖

ドクターズコラム
2011.03.24.木曜日
ドクターズコラム | 2011.03.24.木曜日

福島第1原発の
事故に伴い
水道水の放射能汚染が
報道されています。
乳児の飲料水としての
基準を超えたため
関西でもスーパーから
ミネラルウォーターが
棚から消えました。
買いだめへの
批判もあると
思いますが
捕らえようの
無いものに
関する恐怖は
増幅されると思います。
放射能は
目に見えることも無く
色もついていなく
臭いもありません。
感じることの
できないものです。
私が卒業した
福井医科大学(現在:
福井大学医学部)
では、
福井県敦賀に
原子力発電所が
あった関係で
放射線に関する
授業が大変多く
放射線基礎医学が
他の大学よりも
早く導入されて
いました。
そのおかげで
放射線に対する
知識は、たぶん
他の大学の先生に
比べて多いと思います。
放送される放射線の
単位や基準なども
すでに学生のころに
学んでいました。
放射線の怖さも
逆にどこまでが
安全かも
一般の方よりは
理解が深いと思います。
政府発表で
仮に今乳児が
水道水を飲んでも
すぐに健康に影響が
出ることはありません
と言われても
今は大丈夫でも
将来はどうなのかと?
心配になります。
それが普通だと
思います。
タバコなどであれば
目に見えますし
臭いもわかりますし
煙が見えますので
意識して避ける
ことができます。
また、どの程度
健康に影響が
あるかも常識として
捕らえられています。
まだまだ、
放射能に関しては
捕らえようがないだけに
その実体が極めて
あいまいに理解
されています。
今後は、
放射能に関して
もっと具体的に
この値であれば
この程度の影響で
たとえとして、
レントゲン検査でいえば
この程度の値に
相当するとの
説明があれば
少しは安心できると
思います。
映画
”エレファントマン”で
主人公のジョン・メリックが
”人は理解できないものに
恐怖を感じるのです”と
話していました。
放射能も関しても
より正確な情報が
求められます。
映画”エレファントマン”
1980年デヴィットリンチ監督作品。19世紀ロンドンにて、生まれつきの体表奇形(第一種神経線維腫症およびプロテウス症候群)によって、見世物小屋にたたされていた実在の青年の話。

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