色白は七難隠すと
昔から言われます
形成外科的にも
この慣用句は
科学的に
正確なことなのです
たとえば、ホクロを
レーザーで取った後は
少し赤い跡が残ります
色が白いと、
赤さとのコントラストが
強くて一時的には
かえって目立つと
考えられる方が
おられますが、
色白の方は
結果的には
赤みが早く
引きやすいので
逆に、
目立ちにくく
なりやすいのです。
手術をして
傷を縫った跡も
同じです。
色の白い人の方が
傷がキレイに
なりやすいです。
相対的に、
色の黒い方は
傷の赤みが引きにくく
傷が盛り上がる
傾向があります。
縫った傷や、
レーザーで削った
傷の大きさよりも
傷が盛り上がる
状態をケロイドと
呼びますが、
色の黒い方は
ケロイドになりやすい
傾向にあります。
これは遺伝的な
要素が大きいですが
紫外線などで
日焼けをしないことも
重要です。
色白は七難隠すのは
迷信ではなく
科学的根拠に
基づくことなのです。
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