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医師へのあこがれ(その48)

医師へのあこがれ
2011.03.18.金曜日
医師へのあこがれ | 2011.03.18.金曜日

医学部卒業後は
形成外科に進もうと
決心した私は
入局する医局を
探し始めました。
当時、母校の
福井医科大学には
形成外科がなく
整形外科の助教授が
形成外科的な仕事を
時々することが
ある程度で
形成外科は、
診療科も講座も
ありませんでした。
自身が
大阪出身なので
関西で、形成外科を
探しました。
当時から、
形成外科は私学の
大学に多い傾向が
ありました。
大阪医科大学、
関西医科大学、
近畿大学に
形成外科が
ありました。
また、
京都大学にも
すでに独立して
形成外科がありました。
まだ、大阪大学は
他の科に所属する
形成外科診療班で
あったように思います。
大学1年生の頃に
お世話になった
公衆衛生学の先生が
大阪医科大学の
助教授を兼任されて
おられましたので
その先生のつてで
大阪医科大学形成外科の
見学をさせて頂くように
お願いしてみました。
その先生は快く
話をつけてくださり
私は、
大阪医科大学形成外科
を訪問することと
なりました。
その際に、
福井医科大学の1年先輩が
大阪医科大学形成外科に
すでに入局していることも
分かりました。
それを聞いて、
少し心強く感じたのと
もしかしたらこれも
なにかの縁かも
しれないと思いました。
大阪医科大学
訪問日当日は
その福井医科大学出身の
Y先生が医局を
案内してくださり
当時の形成外科教授である
T先生にも私を
紹介してくれました。
さらに、
運良くその当日にT教授の
手術を見学することが
出来ました。
T教授は形成外科分野では
パイオニア的存在で
その手術技術レベルの
高さは評判でした。
しかし、そのころの私は
そんな有名先生とは
知りませんので
手術のすばらしさも分からず
ぼんやりとT教授の手術を
眺めていました。
しかし、
よどみのない
T教授の手さばきと
要領の良さは
伝わってきました。
そして、
周囲が緊張している
空気もひしひしと
伝わって来ました。
そのとき、
T教授が手術をする姿は
輝いて見えました。
T教授は、
手術を終わった後も
クールで、少し冷たい
印象を受けましたが
また、その姿が
ダンディーで
形成外科医は
格好いいなと
あこがれました。
しかし、その後
T教授から
入局のための
厳しい条件を
知らされました。
(つづく)

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