つかはらクリニック院長のブログ

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医師へのあこがれ(その46)

医師へのあこがれ
2011.02.08.火曜日
医師へのあこがれ | 2011.02.08.火曜日

ポリクリの仲間が
将来進む科を
決めていく中で
私は、まだ
悩んでいました。
臨床実習の
1クールが終了し
一通り全科を
回ったのですが
自分にあった科と
巡り会えませんでした。
そんな中、
大学外の実習で
福井県立病院に
行くことになりました。
福井県立病院での
実習は、全科を
回るのではなく、
学籍番号順に
ひとりずつ
適当に科が
割り当てられます。
私は、泌尿器科と
形成外科の病棟に
割り当てられました。
当時、母校の
福井医科大学には
形成外科が
ありませんでした。
福井県立病院の
形成外科1日目に
運ばれてきた
患者さんは、
仕事中に、
フッ化水素で
手を化学熱傷した
患者さんでした。
フッ化水素は
放置すれば
組織損傷が
広がってしまいます。
治療法は、
高濃度カルシウムを
含む注射をうって
フッ化水素と
化学反応させて
フッ化カルシウムの
沈殿として中和
させることです。
公衆衛生学で
お世話になった
助教授が
フッ素の研究を
されていたので
私は覚えていました。
福井県立病院の
形成外科の先生が
救急で搬送されてきた
フッ化水素熱傷の人の
手にカルシウムの
注射を行いました。
手への注射は痛く、
また、何カ所も
うたなければいけないので
患者さんは相当
つらそうでした。
しかし、これで、
進行する化学反応を
止めることができ
手を救うことができます。
その後は、入院して、
全身的にも、
カルシウム製剤の
点滴を行っていたように
思います。
他の科とは違って
形成外科は
いろんなことを
するのだなというのが
形成外科を
回ってうけた
印象でした。
(つづく)


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