レーザー脱毛は、太い毛（ワキ、ヒジ下、ヒザ下、ビキニライン、男性のヒゲなど）に関しては、1年間かけて脱毛することで、生えてこなくなります。たまに1～2本元気な毛が残ることはあっても、ほとんど生えてこなくなる永久脱毛です。しかし、産毛まで脱毛するためには、１年以上の期間がかかります。
毛は構造上、深くから生えてきている成長期の毛、これから抜けようとする退行期の毛、そして、現在活動していない休止期の毛に分けられます。レーザーが毛の黒い部分に反応し、毛の毛乳頭部分に反応することで毛が生えてこなくなります。しかし、黒い毛がしっかり毛乳頭組織に届いているのは成長期の毛だけですので、肝腎の毛乳頭に反応するのは成長期の毛だけです。理論的には１回のレーザー脱毛で生えてこなくなるのは成長期の毛だけとなります。退行期や休止期の毛は、毛自体と毛乳頭組織が離れていて、毛がレーザーに反応しても毛乳頭はレーザーに反応することはありませんので、また生えてきます。
ですからレーザー脱毛は繰り返し照射する必要があります。成長期の毛の割合の違いで、レーザー脱毛を行わなければ行けない回数が場所によって違います。ワキで５～７回、手足で７～９回程度。産毛の場合は細く薄くレーザーが反応しにくいので、１０回以上かかります。

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