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キズパワーパットとかぶれ

形成外科・皮膚科
2010.12.15.水曜日
形成外科・皮膚科 | 2010.12.15.水曜日

当院では、
ほくろ除去のあとや
シミレーザー治療の
あとに、
皮膚を保護する
ハイドロコロイド
と呼ばれる
シールを貼って
いただいています。
この
ハイドロコロイドは
床ずれの治療に
開発され
それ以外にも
皮膚潰瘍の
治療にも
使われます。
傷の湿潤環境を
保つことで、
皮膚の上皮化が
速まり、
傷が早く、キレイに
治りやすくなります。
市販の
ハイドロコロイドは
バンドエイドの
キズパワーパットが
ハイドロコロイド製剤です。
正しい使い方をすれば
擦り傷などは、
一時的に
じゅくじゅくして
見た目は
良くありませんが
結果的には、
キレイに早く
治ります。
キズパワーパットは
はがれにくく
作られていますので
私たちが使っている
ハイドロコロイドより
強力に皮膚に
密着します。
その分、入浴や
普段の水仕事の
時に便利です。
逆に、
接着力が強い分、
私たちが使っている
ハイドロコロイドに
比べ
少し、
かぶれやすい
傾向があります。
赤みが強く出たり
かゆみが出たり
キズパワーパットを
貼っている部分が
ふくらんできたり
した場合は、
いったん使用を
中止して、
医師に相談してください。
かぶれやすい
デメリットがあるとしても
キズパワーパットは
以前からある
ガーゼや軟膏に
比べて
遙かに優秀な
創傷被覆材です。
どのような、製剤にも
利点欠点がありますので
正しく理解して
使って頂ければ
良い結果になります。

 

 

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