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眼瞼下垂手術(前転法か短縮法)

眼瞼下垂
2010.11.08.月曜日
眼瞼下垂 | 2010.11.08.月曜日

眼瞼下垂手術方法で
眼瞼挙筋を切らずに
前に引き出す前転法と
切って短くする
短縮法があります。
どちらにも
長所短所があり、
一概にどちらが
優れているとは
決められません。
また、
眼瞼下垂は、
眼瞼挙筋だけの
問題ではなく、
ミュラー筋と呼ばれる
筋肉や、皮膚の影響も
あります。
私自身は、できるだけ
元々ある生理的な
状態や位置関係を
維持するようにして
手術を行いますので、
眼瞼挙筋を切らない
前転法が多いです。
これは、
信州大学松尾先生が、
ミュラー筋はなるべく
損傷しないようにとの
意見に基づくものです。
しかし、
前転法だけでは
対応できない場合など、
眼瞼挙筋を切る短縮法を
することもあります。
眼瞼下垂と一言で
まとめられますが、
実際は大変様々な
原因が関わっていてます。
そのため、術中の
眼瞼の中の状態も
十人十色です。
すでに、眼瞼挙筋が
瞼板からはずれていて
術者が眼瞼挙筋を
切るまでもない場合
もあります。
そのような様々な状況を
把握して、どのような
手術術式が適切か
判断して具体的な
術式を決定します。
ある程度、決まった方法が
確立されていますが
実際の眼瞼下垂手術は
は千差万別です。

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