つかはらクリニック院長のブログ

つかはらクリニック院長のブログ

公式Youtubeチャンネルでも配信中
公式Youtubeチャンネルでも配信中

ニキビと抗生物質

ニキビ
2010.09.06.月曜日
ニキビ | 2010.09.06.月曜日

当院では、ニキビ治療に抗生
物質の内服を用いることは、
ほとんどありません。
確かに、
抗生物質の内服で一時的に
ニキビが減少することは
ありますが、中止すると、
またニキビが出てきます。
抗生物質を長期に内服すると、
耐性菌と呼ばれる抗生物質が
効かない菌が増えてニキビが
さらに治りにくくなります。
さらに、抗生物質の内服で
全身への副作用もあります。
たとえば、ニキビに
よく使われる内服で、
ミノマイシンは、めまいが
起こることがあります
当院でも、ニキビ治療に、
全く抗生物質の内服を使わ
ないわけではありません。
治療の経過を見せて頂く過程
で悪化があり、一時的にでも
減らしたいとの患者さんの
要望があった際には、
抗生物質の内服をお出し
することがあります。
しかし、その場合も、
一時的なもので、長期には
お勧めしておりません。
当院では、抗生物質を長期に
飲まなくても再発しないような
肌に変えていくことを目的に
治療を行っていきます。
内服ではなく、抗生物質の
外用(塗り薬)に関しては、
内服ほど副作用がありません
ので併用療法として用いる
ことがあります。
先日の、美容皮膚科学会でも
抗生物質軟膏との併用は
ニキビの改善率が高いのと
報告が多かったです。
私の印象では、ニキビに、
抗生物質の外用単独では、
少々効果が弱いように
思います。
ここを↓クリックしていただければ、
はげみになります。
よろしくお願い申し上げます。

ここを↓クリックしていただければ、はげみになります。よろしくお願い申し上げます。

にほんブログ村 美容ブログ 美容皮膚科へ
水光注射

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。