シミを取る治療として、Qスイッチルビーレーザーとフォトブライトライムライト治療があります。Qスイッチルビーレーザーは文字どおり、レーザーを用いてシミを浮かします。シミは1週間で真っ黒なカサブタになり、ぽろっとほぼ1回でとれてしまいます。その間はテープを貼って頂く必要があります。治療範囲も広範囲には行えません。境界のはっきりした比較的小さい日光色素斑や老人性色素斑にむいています。Qスイッチルビーレーザー治療後いったんシミがとれても、約3割の方に炎症後色素沈着が起こると言われています。その場合はハイドロキノン+トレチノイン酸軟膏が必要となります。
フォトブライトライムライトは、光を用いたシミ治療です。強い光を皮膚に当てることで、シミを薄くします。お顔全体の治療が可能です。処置後テープを貼る必要はありません。レーザーに比べれ痛みも少なく治療できます。フォトブライトライムライト照射後は一時的にマイクロクラストと呼ばれるごま塩のような小さいかさぶたができます。マイクロクラストは自然に1週間くらいでとれてしまいます。フォトブライトライムライトはQスイッチルビーレーザーに比べ炎症後色素沈着は少ないと言われていますが、全く炎症後色素沈着が起こらないわけではありません。フォトブライトライムライト治療は早い人で3回、平均6回くらいかかります。
しみ | 2008.03.18.火曜日