自宅本棚の奥に眠っていた漫画、
無免許の天才外科医が活躍する
”ブラック・ジャック”です。

医師でもある漫画家”手塚治虫”さん作の
今でも読み続けられる傑作漫画です。
この頃は、まだ表紙の説明には、
”恐怖コミック”と書かれています。
少年漫画の中では、
表現がリアルなので、
恐怖コミックになったのでしょうか？
巻が進むにつれて、
この表紙の説明は、
恐怖コミックから
ヒューマンコミックに変わります。

この本は昭和５４年の、
私が、医師を目指して
浪人していた時に
発売されたものです。
浪人中は、
受験勉強のための本以外は、
読むことはなかったのですが、
この手塚治虫さんの、
”ブラック・ジャックだけは
読んでいました。
天才的な手術技術で、
難病を次々に治していく姿に
あこがれました。
医学部に進学しても、
下宿にも持ち込み、
読み続け
今もこうして大切に
保存しています。
何度も何度も読んでいるので
ほとんどすべてのストーリーを
憶えてしまっています。
大森一樹監督の
映画”ヒポクラテス達”の中でも、
医学生みどりを演じる伊藤蘭さんが、
この”ブラック・ジャック”を、
読んでいる場面があります。
ブラック・ジャックがする手術の
多くが形成外科の手術なので、
私が形成外科医を選んだのは、
この”ブラック・ジャック”の影響も
あったのかもしれません。
良い本や、良い映画、良い作品、
そして良い人との出会いが、
人の人生を大きく変えることがありますね。
前回のブログのクイズの答えです。
＜問題＞マンホールのふたはどうして丸いのか？
＜答え＞丸いと、落下することがないからです。
　　　　　　四角だと、持ち上げて、斜めにすると、
　　　　　　落下して大変危険です。
　　　　　　他にも、丸い形状が強度が高いようです。
　　　　　　重量物が踏んでも、四角よりも強く、
　　　　　　変形しにくいそうです。

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