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多汗症治療

わきが・多汗症
2008.03.09.日曜日
わきが・多汗症 | 2008.03.09.日曜日

多汗症の治療にはさまざまあります。手術だけではありません。また、保険がきく治療もあります。内服薬として、プロバンサインとよばれる薬があります。全身の汗を減らす効果があり、選択的に効くわけではありませんが、テストのときに解答用紙が濡れて困る人や、会議で緊張すると手が汗いっぱいになる人などは、あらかじめ飲むことで症状を抑えることができます。プロバンサインは保険がききます。選択的に汗を減らす方法にはボトックス注射があります。ワキや手のひらにボトックスを注射することで、4ヶ月から6ヶ月間汗を減らすことができます。注射自体は汗を減らしたい部分に1-2センチ間隔で注射をします。注射の際は少し痛みを伴いますが、副作用もほとんどなく、日常生活の制限もなく良い治療です。しかし、ボトックス注射は保険がききません。多汗症に手術が行われることがあります。基本的にワキガの手術と同じ手術ですが、臭いが無く汗だけの方の場合、エクリン腺と呼ばれる汗腺を取らなければなりません。このエクリン腺は大変浅い部分に存在しますので、とった部分の皮膚が大変薄い状態になります。臭が無く汗だけの人の場合、手術は保険適応となりません。手術が保険適当となる場合はは、臭いが強く周囲の人にわかる程度の人だけと、保険支払基金で決められています。

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