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にきび治療と漢方薬

ニキビ
2009.09.28.月曜日
ニキビ | 2009.09.28.月曜日

にきび治療に漢方薬が、
使われることがあります。
一般的なものとして、
荊芥連翹湯や清上防風湯などがあります。
他にも、各先生方の判断で、
様々な漢方薬がにきび治療に使われます。
当院では、原則的ににきび治療に、
漢方薬は使いません。
しかし、例外として、成人女性の
生理前に増えるタイプのにきびに、
芍薬甘草湯と呼ばれる、
漢方薬を用います。
成人女性のにきびで、
顎、フェイスライン中心に、
生理前に増えるにきびは、
男性ホルモンに近いホルモンが増え、
女性ホルモンが減ることによって、
増えると考えられています。
メカニズムはまだ分かっておりませんが、
芍薬甘草湯は、このホルモンバランスを
整える効果があるようです。
芍薬甘草湯は、もともと過労性筋肉痛,
急性腰痛,腓腹筋痙攣、いわゆる
コムラガエリに使われるお薬です。
生理前に増えるニキビ治療のために、
ピルを含むホルモン剤を飲むのに
抵抗がある方は、まずは
芍薬甘草湯を始められるのが良いと思います。


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