元イエローハット会長・鍵山秀三郎さんの、
”ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる”は、
私が変わるきっかけになりました。

むかしむかしのことですが、
現状に満足せず、
クリニックの未来を考えて、
次へのステップを
踏み出すことを決めました。
しかし、スタッフは、ひとりふたりと
辞めていき、開業当初からの
クリニックスタッフはみんな
いなくなりました。
今思えば、もっと
自分のしたいことや
目指すところを、順序立てて
しっかり話していくべきだったと
反省しています。
当然、私の仕事量も増えました。
手術準備や物品補充なども
自分で行いました。
雑用を終えて帰宅することは、
夜中１２時を過ぎることも
良くありました。
しかし、
残ってくれてたスタッフと、
新しく入ってきたスタッフは、
少ない人数の中、
クリニックの再出発に
大変協力的に、
がんばってくれました。
私自身も私の考え方を
機会あるたびに、みんなに
出来るだけ伝えるようにしました。
常に素直であること、
単に丁寧な対応ではなく
感動して頂ける対応を心がけること。
全てが、完全にみんなに
浸透しているわけではありませんが、
少しずつ実践できてきていると思います。
多くのスタッフの退職に伴う、
大変な時期もありましたが、
つかはらクリニックはそれを
乗り越えてさらに元気になって
進歩しております。
一冊の本との出会いで、
多くのことが変わることがあるのですね。
ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる―心を洗い、心を磨く生き方

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