時として、１冊の本が人を救うことがあります。

私は、元イエローハット会長・鍵山秀三郎さんの”ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる―心を洗い、心を磨く生き方”という本に救われました。
現在のスタッフが入職する以前の、昔の話ですが、クリニック内の雰囲気がぎくしゃくした時期がありました。
表面上は、全く業務に支障を来すことはなく、対患者さんに関しては、一定の接客レベルあったと思いますが、クリニック内は少しずつ悪く変化し始めていました。
スタッフのモチベーションが低くなってくると、職場に対する愛着も薄れてくるのか、汚れが目立つようになってきました。
そんな頃に偶然、鍵山秀三郎さんの講演が大阪中之島公会堂であり、聞かせて頂きました。
鍵山さんは、イエローハット本社の周囲500mを、毎日掃除されていたそうです。それも、川の中までも、徹底して掃除されたそうです。
クリニック内が汚れたり、モチベーションが下がってくることを、私は周囲のせいにしていたのですが、鍵山さんの講演を聴いて、本を読まして頂いて、まず私自身が何かを始めなければいけないのだと気づきました。
リーダーが、まず何かを始めなければ、何も変わらないのだと気づきました。”まず隗より始めよ”、少々元の意味とは違いますが、何かを始めることが大切でした。
（つづく）
ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる―心を洗い、心を磨く生き方

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