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医師へのあこがれ(その14)

医師へのあこがれ
2009.01.31.土曜日
医師へのあこがれ | 2009.01.31.土曜日

 凡人が医学部合格を目指すのですから、並大抵の努力では夢はかないません。元々頭の良い人が医学部に入るのとは、私の場合状況が違います。
 現役受験の際に既に医学部を受験し、たまたまいつもの調子が出なくてもう少しで合格しなかったようなレベルではなく、現役時代は全く医学部には到底届くことのない成績からの出発ですので、少しでも無駄な時間を省き、生活の全てを受験勉強に費やすことだけが自分に出来ることでした。
 ”人生ゲーム”の最初の数駒までに職業が決まり、その後の展開が全く違うように、この1年に人生の多くが集約しています。他の学部と違って、医学部や歯学部は大学入試時点で、ほぼ将来の職業が決まります。この1年で自分の人生が、ほぼ決まるのですから背水の陣でした。
 浪人中は夜更かしをすることもありませんでした。一日二日徹夜しても、3日目に勉強をさぼれば元も子もありません。それよりも、毎日毎日規則正しく同じ時間に起き、食事を摂り、予備校1日も休まず通い、帰りはどこへも寄り道せず帰宅し、その日の復習をし、課題をこなし、予習をし、遅くとも1時までには寝るようにしていました。
 自分で決めたことですから、誰にも文句は言えません。子供が勉強しないと嘆いておられる親御さんが多いと思いますが、本人が勉強の必要性を自覚して勉強しなければ、周囲からいくら勉強の必要性を百回説いても、勉強をしないと思います。
 自分で自分の人生を切り開くのだと強い意志がない限り、普通の人が自分の能力以上の大学に行くことは難しいと思います。”叩けよ されば 開かれん”、予備校時代にもらったしおりに、書かれていた言葉です。自ら行動を起こさなければ、何も始まりませんし、誰も手を貸してはくれません。
 しかし、そのような根を詰めた生活で、ついに体が根を上げてしまいます。
(つづく)

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