レーザー脱毛のレーザーに毛が反応すると、いったんその場で少し縮んで硬くなります。これは、脱毛の硬毛化ではなく、レーザーによって毛が熱変性するために起きる物理的変化です。
レーザー脱毛のレーザーは毛の黒い部分に反応して、肌の白い部分には反応せず、その差によって毛と毛の周囲の育毛組織を選択的に破壊することで、毛が生えてこなくなる原理です。
この熱変性された縮んだ硬い毛は、体にとって異物として認識されますので、数日間から数週間かけて、自然に毛穴から押し出されて排出されます。
レーザー脱毛後に、その部分を軽くこするだけで毛はぽろぽろと簡単に抜け落ちます。しかし、男性のヒゲの場合は、ヒゲ自体の毛根が大変深く、もともと太くて硬い毛が多いので、処置後簡単には抜けません。
ひげのレーザー脱毛後は、この硬くて深いヒゲが残っているので、しばらくひげ剃りの時は、普段よりヒゲの引っかかり感が強く、いつもより剃りづらい時期があります。
しかし、そんな硬いヒゲも2-3週間で追い出されますので、その後はいつもどおりに、普通にヒゲを剃ることが可能となります。
ヒゲ脱毛直後から、ヒゲが硬くなってもご心配な去れないでください。