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【脱毛】ひざ下脱毛はどうして副作用が多いのか

脱毛
2011.11.07.月曜日
脱毛 | 2011.11.07.月曜日
医療レーザー脱毛はどんどん進化を遂げて、安全で確実は方法として確立されてきています。皮膚へのダメージを最小限に抑えて、しっかり効果が出せるようになってきています。

また、レーザー自体に冷却装置をつけることで、処置後の副作用が出ないようにし、さらに炎症を抑えるお薬を塗って頂いたり、処置後に冷やすことで副作用を抑える工夫を行っています。

それでも、湿疹や色素沈着などの副作用が、確率は低いものの発生することがあります。

部位別に比べると、ひざ下脱毛の際に、赤みやシミの副作用が出ることが多いです。全体の数からすると、絶対数は少ないのですが、ひざ下は副作用が出る確率が他の部分より高いです。

順番で行くと、ひざ下、ビキニライン、太ももの順番で副作用の確率が高いです。逆にわきは副作用が大変少ないです。

では、どうしてひざ下の副作用が多いのでしょうか?

私が考える一番の理由は、循環状態の悪さだと思います。ひざ下(下腿)は心臓から距離が遠く、頭や顔、体幹に比べ、血液循環が悪いです。そのため、他の部分の皮膚に比べ刺激に弱く、またいったん湿疹や炎症が起こった場合、他の部分に比べて創傷治癒の活性というか勢いが弱く、治りが悪いです。

たとえば、むこうずねを怪我をときに、傷の治りが遅く長引いて傷跡が良く残ったことを経験された人も多いと思います。

ひざ下脱毛で副作用が多い、もう一つの理由は、靴下やストッキングの刺激だと思います。こすれるだけではなく、過度な圧迫や、皮膚への余分な刺激が、皮膚の炎症を助長し、湿疹や色素沈着の原因になっているからだと思います。そう考えると、Vラインや太ももの脱毛での副作用が多いこともうなづけます。

安全で副作用の少ない医療レーザー脱毛ですが、それでも効果のある治療には、必ず副作用があります。今後も安心して処置を受けて頂けるように、私たちは細心の注意をして処置を行っていくと共に、もし何らかの予期せぬ自体が生じた場合は、できるだけその状況を改善させるように努力をしていきます。

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