作家で僧侶の
瀬戸内寂聴さんが
東日本大震災の
被災地に向けた
メッセージを
寄せられました。
その中で、
仏教の”無常”と
いう言葉を引用
されていました。
”平家物語”冒頭にも
祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
と、うたわれています。
”無常”とは、
文字通り、同じ
状態は続かない
ということです。
悪く言えば
一寸先は闇
ですが、
良く言えば
最悪な状態も
いつまでも
続かないと
いうことです。
このたびのような
甚大な災害があると
強い虚しさに
襲われます。
私は戦争経験者で
はありませんが、
あの大戦の後、
焼け野原になった
状態からでも
日本は復興しました。
その過程で多くの
問題があったことも
事実ですが、
今こうして先進国
として、世界から
認められています。
被災された方の
ご苦労は、
多大なことと
存じますが
同じ状態は
いつまでも続きません。
必ず日本は
強い日本として
このまま
とどまることなく
復興を遂げると
信じています。
我々も間接的ですが
ここ大阪から
応援しております。
お力落とさず
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