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脱毛処置後の湿疹

脱毛
2011.03.02.水曜日
脱毛 | 2011.03.02.水曜日

医療用レーザー脱毛に限らず
脱毛処置は毛根や
毛根周囲に何らかの
変化を加えます
そのために、
若干ながら
炎症が生じます。
普通は、
レーザーで変化した毛は
生体にとって
異物となりますので
毛根内に残存した毛は
自然と外部に排出されます。
しかし、
まれに毛の排出が
遅れたり、
排出されずに
毛根内に
とどまったりする
ことがあると
ニキビのような
皮疹となります。
この皮疹は、
脱毛処置後
すぐにできるのではなく
しばらくしてできてきます。
そのまま、
待って頂いて
残っている毛が
自然排出されれば
治まってきますが
治療する場合は
ニキビと同じですので
ニキビ用の
抗生物質軟膏を
塗って頂いたり
場合によっては
お薬を飲んでいただきます。
このにきび様の
皮疹が治まったあとも
その部分に赤みが
残ることがあります。
この赤みの期間は
様々ですが、
いずれ引いてきます。
また、
さらにその部分に
シミが出てきた場合は
レーザー脱毛を
いったん中断して
シミを薄くする軟膏や
ローションを使って頂きます。
内服を併用する場合もあります。
しっかり効果のある
脱毛を行うためには
このように稀ですが
副作用もあります。
起こる確率は低いですが
リスクを理解した上で
安全に確実に処置をすることが
私たちの医療人の
責任だと考えて
日々業務にあたっています。

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