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フォトブライト治療。IPL光治療

しみ
2008.04.05.土曜日
しみ | 2008.04.05.土曜日

フォトブライト治療はIPL(Intensive Pulse Light)光治療の一種で、安全な強い光を皮膚に当てることで、紫外線で傷ついた肌や、年齢による肌の変化を改善する美肌治療です。フォトブライトは2種類あり、お顔全体に照射するライムライト(3cm×1cm)を基本に、部分的にシミが濃い部分にはオプションでアキュチップ(6mm円)を用います。
以前からよく使われているフォトフェイシャルはフィルターによって、光の性質を変更する方法ですが、フォトブライトは光源から出る波形自体を変更することで適切で有効な設定が行われています。
フォトブライトはしみ・そばかす、肌の質感の乱れ、薄い肝斑、毛細血管拡張症、赤ら顔、赤味のあるニキビ跡に効果的です。毛穴の開きにも効果があると言われていて、当院でも毛穴がマシになったと実感された方がおられましたが、当院では単独で毛穴の治療には使っていません。逆に、濃い肝斑、シミに見える深い真皮性のアザ、赤味のないニキビ跡、深いしわ、たるみなどには効果ありません。一般にフォトブライト治療は、3~4週おきに3~6回の治療が必要です。
フォトブライト治療の際には、強い光による軽い痛みがありますが、耐えられないような強い痛みではありません。フォトブライト照射後、しみ、そばかす部分にマイクロクラスと呼ばれる細かいごま塩のようなカサブタが出来ることがあります。このマイクロクラストは1週間ほどで自然に剥がれ、シミがとれてしまいます。
フォトブライト治療後にほてり感が続く場合がありますが、すぐにその場で冷やしますので長引くことはありません。フォトブライトは副作用がきわめて少ない治療ですが、赤味が強く出た方が数名おられました。その場合は、ご自宅でも引き続き長めにしっかり冷やして頂くのですが、それでも引かない場合や、赤味が強い場合は短期間ステロイド軟膏を使っていただいて炎症を抑えます。
アキュチップ(6mm円)を高出力で重ねて打った場合などは、シミ部分が水疱(水ぶくれ)になることがありますが、その際には剥がさずにそのままにしていただくことで、浮きあがったシミが自然にとれます。
フォトブライトを肝斑に使う場合は、必ず内服の併用が必要です。フォトブライトでいったん肝斑を浮かして薄くし、内服薬の併用をして頂くことで再発を防いでいきます。

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