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ニキビ跡治療

ニキビ
2008.04.04.金曜日
ニキビ | 2008.04.04.金曜日

当院では、原則ニキビ跡の
単独治療は行っていません。
当院のニキビレーザー治療で
間接的にニキビ跡が、
ましになることはあっても、
直接的治療ではありません。
以前は、炭酸ガスレーザーを用いて
皮膚表面を削る治療が行われていました。
ニキビ跡を直接削るのでですから、
確かに効果もありました。
しかし、処置後1週間は擦りキズが
お顔全体にある状態ですから、
削った部分全体にガーゼを貼る必要があります。
また、キズが閉じて、皮膚が埋まった後も、
削った部分だけがすぐに赤くなる傾向があるため、
体が少し温まっただけでその部分だけ
真っ赤になり目立ってしまう副作用が残ります。
さらに色素沈着の副作用もあります。
当院では、劇的効果ではないことを
ご理解していただいた上で、
ニキビ跡治療には一般ニキビの行うピーリングと
同じケミカルピーリングを長期間
根気よく継続されることをおすすめしています。
併用療法は一般ニキビと同じように
トレチノイン酸軟膏を用いていただいています。
ニキビ跡治療の新しい機械として、
フラクセルレーザーと呼ばれる機械が開発されています。
まだ出始めだからでしょうか、
継続するにはまだ処置料が少し高いからでしょうか、
効果や結果に関する報告が少ないので、
今後さらに多くの人に使われることで、
よい結果が報告されることを待っています。
かつてのサリチル酸ピーリング
(サリチル酸マクロゴールピーリングではなく)や
オバジのオリジナルテクニックによる
ピーリングなど深いピーリングを行えば、
ニキビ跡にも効果があると言われる
先生もおられると思います。
深くピーリングを行えば、
にきび跡への効果もあがりますが、
予期せぬ赤みやシミの副作用などが
残るリスクを考えると、
慎重に選択して行う治療だと思います。
もし炭酸ガスレーザーで削るにしても、
深いピーリングを行うにしても、
患者さんの切実な思いを解決するためには、
方法として選択する場合もありますが、
副作用も多いことを十分
ご理解いただいた上で行う必要があります。

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