つかはらクリニック院長のブログ

つかはらクリニック院長のブログ

公式Youtubeチャンネルでも配信中
公式Youtubeチャンネルでも配信中

ヒアルロン酸によるシワ治療

しわ、小じわ、たるみ
2008.04.03.木曜日
しわ、小じわ、たるみ | 2008.04.03.木曜日

ヒアルロン酸は体内に元々存在する物質で、関節、目の硝子体、皮膚に広く存在します。整形外科領域では関節の滑りをよくするための注射として用いられ、眼科領域では白内障の手術に用いられていました。
われわれ美容の領域では、シワの陥没部分に注射することで皮膚を盛り上げ、シワを目立たなくする治療に、ヒアルロン酸を用いています。
ヒアルロン酸は昔、鶏の鶏冠から作られていましたが、現在は合成されています。ヒアルロン酸は元々体内にある物質で純粋な物質なので、きわめてアレルギーが少なく、アレルギーは1万人に一人程度だと言われています。当院でも、今までにアレルギーが起こった方は、おられません。アレルギーが少ないので、コラーゲン注射のようなアレルギーテストやパッチテストは必要ありません。
現在、当院で使っているヒアルロン酸は3Dヒアルロン酸と呼ばれるもので、分子同士が構造的に架橋と呼ばれる橋渡しで結びついているので、吸収されにくく長持ちします。約10ヶ月間皮膚にとどまってくれます。
場所や深さによって、粘稠度の高く堅いものを使ったり、粘稠度の低く柔らかいものを使ったりし使い分けて治療します。粘稠度が高いヒアルロン酸は比較的深いシワに用い、粘稠度の低いヒアルロン酸は浅いシワ部分に使います。
ほうれい線(鼻唇溝)のシワには、少なくとも0.6ml~0.8mlほど必要です。その場合価格は定価で94,500円から126,000円になります。下眼瞼の陥没部分は両方で0.4mlから0.6mlほど必要ですので、63,000円から94,500円の費用がかかります。マリオネットラインと呼ばれる口角からあごにかけてのラインには0.6mlから0.8mlほど必要です。
眉間や前額(おでこ)のシワには、まずボトックス注射を行った上で、ヒアルロン酸注射を行います。眉間では0.2mlほど、前額では0.4mlから0.6mlのヒアルロン酸が必要です。
シワではないですが、鼻を高くする場合にもヒアルロン酸を用います。0.2mlから0.4mlほど必要です。

ここを↓クリックしていただければ、はげみになります。よろしくお願い申し上げます。

にほんブログ村 美容ブログ 美容皮膚科へ
サーマクール

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。