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医師へのあこがれ(その41)

医師へのあこがれ
2010.10.24.日曜日
医師へのあこがれ | 2010.10.24.日曜日

私たちは、福井医科大学
(現:福井大学医学部)の
2期生だったので、
附属病院もまだ
できたばっかりで
患者さんの数も多く
ありませんでした。
できるだけ、ポリクリ
(臨床実習)の間に
多くの患者さんと
接する必要が
ありましたが、
特に、
産婦人科の出産は、
市中病院に比べて、
少ない状態でした。
大学病院での出産は
合併症がある方や、
多胎妊娠と呼ばれる
双児ちゃんやみつごちゃん
の出産に限られていたのが
少ない理由です。
また、大学病院の場合、
教育機関であるがゆえに
私たちのような医学生が
出産の際に、複数で
立ち会うことがあります。
そのため、大学病院での
普通(通常)分娩は、
ほとんどありませんでした。
ですから、
自分たちが、産婦人科の
臨床実習にローテート
している2週間に、
分娩に立ち会うことは
ほとんどありませんでした。
出産は、
われわれの都合を
待ってくれませんので、
希望があれば、担当の
教官が、24時間いつでも
連絡してくれると言って
くれてはいたものの、
今とは違って、
携帯電話がある
時代ではなく、
実質的に連絡が
つくことはほとんど
ありませんでした。
12-13グループほど
ある臨床実習グループで
出産に立ち会えるのは、
2-3グループであった
と思います。
そんななか、
私たちのグループは、
産婦人科ローテート中に
出産に立ち会うことが
できることとなりました。
それも、
真夜中や早朝ではなく、
実習中の昼間での
立会いとなりました。
私たちは、
この千載一遇の機会に
感謝し、遅れないように
附属病院に駆けつけました。
しかし、ここでもまた
予期せぬことが起こって
しまいます。
(つづく)

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