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たるみ毛穴は何故できる?予防と治療の仕方について

しわ、小じわ、たるみ 毛穴
2020.03.25.水曜日
しわ、小じわ、たるみ 毛穴 | 2020.03.25.水曜日

 

加齢とともに老化現象として肌のたるみは進行します。
実はそれに伴い、毛穴が目立ちやすくなる現象があります。
その毛穴を「たるみ型毛穴」と言います。

毛穴の開きや黒ずみなど、毛穴に悩む方はとても多いと思います。
毛穴にも様々な種類があり、その種類によって治療法が異なります。
よく治療に来られる患者様で多いのが次の4つです。

①角栓型毛穴
②色素沈着型毛穴
③瘢痕(はんこん)型毛穴
④たるみ型毛穴

です。

①は最も治療される方が多い毛穴タイプで、名の通り毛穴に角栓が詰る症状を言います。鼻先のイチゴ鼻と言われる黒い点々に見えるのもこれに該当します。

②は日焼けやオイルクレンジングなどでクスミが強く出てしまう症状を言います。
紫外線などが影響するシミのようなものです。

③は皮膚が硬くなってしまった毛穴のことを言います。
無理に自身で角栓を押し出すことを繰り返したり、毛穴パックなどを頻繁に繰り返すことで毛穴自体がダメージを受けてしまい硬くなることで起こります。

④は肌がたるむことで毛穴が涙型に伸び、広がってしまう症状を言います。
特に頬に多い症状になります。最近TVコマーシャルなどで頬の皮膚を引っ張ると消えるような毛穴がたるみ型毛穴です。
この④に該当する「たるみ型毛穴」ですが、他の毛穴に比べ治療が難しく、中長期的に治療していく必要があります。
皮膚がたるみ、肌にハリがなくなると元々の毛穴を中心にしわがよるように陥没します。従って、肌のハリを取り戻すアンチエイジング治療と毛穴を引き締める治療を併用していく必要があります。
そのため、1回で完治というよりは根気よく治療が必要になります。
もちろん、治療だけではなく、進行を抑制も兼ねて予防措置も併用していく必要があります。
予防という意味では肌のハリを維持するために乾燥しないよう保湿を意識すること、それからトレチノイン酸など用いた皮膚のターンオーバー促進です。

当院では行う治療に「毛穴レーザー」というメニューがあります。
たるみ型毛穴含めた肌と毛穴の引締めと詰まった汚れを除去し、ホームケアのための処方を行うものです。
手順としては、まず、専用のスチーマーと専用薬液で角栓を柔らかくする処置をします。次に毛穴の部位に合わせた専用の3種の吸引器を使い分け、毛穴の角栓や汚れを除去します。そのうえで、当院オリジナルのケミカルピーリングで古くなったお肌の角質を融解し、剥離・除去します。
そして、吸引器では除去出来なかった毛穴の深い部分にある角栓を毛穴を傷つけないように1つ1つ手動で除去していきます。
これにより、毛穴に汚れが詰まっていない状態作り、肌、毛穴を引き締めるジェネシスレーザー(Nd:YAGレーザー)を用いてお顔全体を引き締めます。
更に毛穴の引締めとターンオーバーを促進するために肌と毛穴に有効な成分(ビタミンA,C,E,βカロテン)やミネラルを導入する特殊なパックを塗布します。

ここまで行えばお肌は綺麗な状態になりますが、その状態を出来る限り維持し、お肌のターンオーバーによって綺麗な皮膚が再生されるのを待つ必要があります。これが中長期的に治療していく必要のある理由の1つです。そのためホームケアが欠かせません。
当院では院内で調合するかなり濃度の高いオリジナル医薬品(トレチノイン軟膏)を処方しておりますが、ホームケアを怠ると思うような治療結果が得られません。これが治療が難しいと言う理由の1つです。

トレチノイン軟膏について詳しく紹介しているものがありますので、こちらを参照ください。

自宅で「たるみ治療・予防」はできるのか
たるみのセルフケア塗り薬『オリジナルのトレチノイン軟膏』について

少し根気と時間が必要になりますが、毛穴レーザーとホームケアを繰り返し実施することで、毛穴型たるみを改善していきます。

毛穴レーザー治療詳細はこちら

セルフケアやたるみ治療などのアンチエイジング治療の選び方を動画でもご紹介しております。ご興味がありましたら、Youtube動画もご覧ください。
つかはらクリニックチャンネル(動画で解説)

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