毛穴には色々な種類があります。
1,角栓型毛穴:皮脂が多く、角栓が詰まった毛穴です。吸引で角栓を取り、見た目が良くなるので、比較的改善が実感されやすい毛穴です。しかし、皮脂を減らすケアを継続的にしていかないと、角栓は減ってきません。
2,色素沈着型毛穴:日焼けのあと、毛穴周囲の色が薄くなったのに、毛穴のシミだけが残った方や、オイルクレンジング多用で毛穴のクスミが強くなった方に多い毛穴です。色素沈着を改善させるためにハイドロキノン+トレチノイン酸軟膏を併用して治療します。
3,瘢痕型毛穴:今まで自分で角栓を押し出して皮膚が硬くなってしまった方の毛穴です。また、ニキビあとが毛穴のように見える部分も瘢痕型毛穴です。大変治療が難しく繰り返し繰り返すピーリングを行い、同時に皮膚が柔らかくなるようなスキンケアを行う必要があります。
4,たるみ型毛穴:年齢に伴い皮膚弾力性が無くなると、特に頬では、毛穴が涙型に伸びて目立ってくる毛穴です。肌の張りを取り戻すアンチエイジング治療を行うことで、進行を防ぎます。瘢痕型毛穴ほどではありませんが、たるみ型毛穴も治療が難しい毛穴です。
5,有毛型毛穴:実際に毛が生えていることによって目立つ毛穴です。毛穴レーザーコースの半導体レーザーに脱毛効果もありますが、別に単独で脱毛処置だけを追加することで目立たなくしていきます。
毛穴 | 2008.03.21.金曜日