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ワキガ手術と傷跡

わきが・多汗症
2008.02.23.土曜日
わきが・多汗症 | 2008.02.23.土曜日

当院で行っているワキガ手術は剪除法と呼ばれる最もオーソドックスな方法に改良を加えた方法です。この剪除法は臭いの元となるアポクリン汗腺を、直接見ながら取り除くのでたいへん効果が良く、臭いのほぼ９割から９割五分がなくなってしまいます。他の方法、たとえば小さな穴をあけて機械でとる方法などは、剪除法に比べると臭いが多く残ることがあります。効果の良い手術法である剪除法にも欠点があります。術後１週間は、二の腕を上げたり出したりせずに、肩関節の安静が必要とされます。食事や事務仕事に支障はありませんが、この１週間は力仕事はできません。また、術後当初は一時的にシミやシワが目立つ時期があります。このシミやシワは軟膏によるマッサージとストレッチ運動で、ほとんど目立ちにくくなってきます。ただ、一時的にしろ目立つ時期がありますので、キズが安定し薄くなるまでは、しっかり術後ケアとしての、軟膏とマッサージ、ストレッチ運動を続けて頂く必要があります。
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