相当大きなホクロを除いて、今は切らずにほとんどのホクロがレーザーで処置可能です。一般的に、ホクロをレーザーで削って取った場合、傷が閉じた後も赤い時期があります。イメージとしては赤いニキビ跡を想像していただくと近いです。
しかしごくまれに、傷が早く閉じて縮むことがあり、その場合余り赤みが出ないことがあります。これは傷が早く閉じるので良いことなのですが、赤い時期がなく、瘢痕と呼ばれる組織で灰色がかって見えることがあるので、不安に思われる方がおられます。
このように、小さいホクロを取って早く閉じた場合、灰色に見えるので再発したのではないかと心配になったり、経過が良くないと思ったりしますが、処置後すぐ(2-3週間)の状態は過渡期で、その後どんな傷も縮み、色も変化する傾向がありますので、見た目はさらに改善する可能性があります。
そのまま経過をみていただいてよいことがほとんどですが、心配なことがあれば、ご遠慮なくお問い合せいただいております。