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【ほくろ】手の甲のほくろとケロイド

ほくろ
2013.10.20.日曜日
ほくろ | 2013.10.20.日曜日

ホクロの切除は、昔ほとんど切ってとる方法しかなく、キズ跡の問題や日常生活の制限などもあり、治療を受けられる患者さんにも負担の大きいものでした。最近では、レーザーが開発されホクロを切って取ることはだんだん減ってきています。レーザーのおかげで、以前に比べると比較的簡単にホクロ切除できるようになってきております。

レーザーによるホクロ除去は、切る手術に比べキズ跡も小さくてすみます。 しかし、レーザーも万能ではありません。手の甲(手背)、足の甲(足背)、胸、肩、背中(背部)、二の腕(上腕)、手足は、レーザーでホクロを取った部分が赤く膨れやすい傾向があります。その状態を肥厚性瘢痕やケロイドと呼びます。

特に 、手の甲は隠せない部分ですので、赤く膨れると目立ちやすいです。膨れた場合の治療として、キズ跡を目立たなくする注射はありますが、劇的な効果ではないので、安易に手の甲のホクロを取らないほうが安全です。とくに、1-2mmのホクロを取る場合は、削った部分が最小限でも5mm程のキズ跡となりますので、かえって目立ってしまいます。

技術が進歩して、治療法も進歩していますが、それを使う人の認識や判断が間違っていると、逆効果な結果になってしまうので、注意が必要です。

 

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